「ACL出場権争いのデッドヒートはまだ続く」J1第36節 ガンバ大阪-名古屋グランパス

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激動の2021シーズンJ1も残り3試合。優勝は川崎フロンターレで決まり、2位も横浜Fマリノスでほぼ確定したが、残り1つのACL出場枠を鹿島、名古屋、浦和が争う激戦がまだ続いている。

名古屋は4-2-3-1のフォーメーションで、1トップがシュヴィルツォク、トップ下が柿谷の並び。リーグ13位のガンバは、4-4-2の形で宇佐美とパトリックの2トップ。

試合はホームのガンバが高い位置からプレスを仕掛け、名古屋はサイドチェンジを多く使ってプレスをいなしながら攻める展開。そして早速先制したのが名古屋、前半8分に縦のワンツーで相馬が抜け出し、横パスをシュヴィルツォクが正確に流し込んでゴールを決める。

ガンバも前半15分にゴール正面でFKを得るが、宇佐美のキックは壁に当たってCK。しかし名古屋は前半22分にガンバ山本の縦パスをカット、そのまま前田が右サイドをドリブル、折返しを柿谷が前へのトラップでマーカーを振り切り、そのままニアに蹴り込み追加点。

さらに29分にはまた相馬が左サイドをパスで抜け出し、縦への切れ込みから折返しをまたシュヴィルツォクが流し込んであっという間に3点目。前半終了間際にカウンターから小野瀬が抜け出すが、足元のコントロールに手間取いシュートまで行けず。

後半はややガンバペースで試合は進み、8分にガンバが左サイドから攻め込むと、折返しを稲垣がスライディングでクリアしたボールをパトリックにカットされ、そのままゴールへ押し込まれてガンバが1点を返す。

しかしその後はガンバがボールを保持しながらも、時には6バック状態になって守り倒す名古屋の守備を最後まで崩せず、試合はそのまま3-1で終了。今節はライバルの神戸が勝利をしていただけに、ACL出場権争いの希望をつなぐ意味では大きな1勝だった。

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