「前半45分間の森保縛りプレイを耐え忍び、勝ち点3で2位浮上」カタールW杯アジア最終予選 オマーン-日本

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いや~、さっさとライブで見るのは諦めて、4時ぐらいにたまたま目が覚めてDAZNで試合を見たんだけど、ぶっちゃけ大迫、南野、柴崎、長友が出場していた前半の45分は、寝てて良かったと思ったね(笑)。

何しろ、左サイドにボールが出ても、長友と南野はひたすら縦を切られてバックパス。チャンスらしいチャンスは、前半22分に珍しく縦に突破した長友のクロスにファーで伊東が合わせたシュートぐらい。大迫もスルーパスに全く追いつけず、ひたすら閉塞感が漂っていた。

ところが、後半から柴崎が下がって三笘を投入、4-2-3-1になってからは試合が一変、オマーンは三笘にもダブルチームでケアしなければならず、その分中央にスペースが空いて日本がオマーン陣内でボールを支配出来るようになった。

さらに後半17分に長友と南野が下がり、中山が入って左からゲームメイク、古橋がDFラインを押し下げる事で、日本がバイタルエリアでプレイできる機会が激増、そしてとうとう後半36分に中山のパスから三笘がクロス、伊東純也がファーで押し込み日本が先制。あとは逃げ切って勝利。

裏の中国対オーストラリアがドローで終わったために、これで日本は勝ち点12、勝ち点11のオーストラリアを上回ってグループ2位に浮上した。中国サンキュー。

おそらくだけど、森保監督も最初から古橋、三笘、中山を使ったほうが良いと思っているんじゃないかな。ただ、今さら強権を発動するようなリーダーシップも無く、物分りの良い兄貴分というポジションなので、声の大きい”中心選手”を先発起用せざるを得ない。

コンパクトなオマーンに比べて、日本は戦術的な統率もほとんど見られず中盤が間延び、攻撃は常に選手個人の出たとこ勝負、グループでの連携した崩しは全く見られなかった。勝ち点3を取れたのは良いが、やっぱりこの試合もウノゼロで快勝には程遠い内容。

ジャパンズウェイで戦術は選手に丸投げの放置プレイ、先発メンバーは年功序列で硬直化、しかし良くこれでW杯予選を勝ち残って行けてるよなと。もし日本が欧州予選に入っていたら、圧倒的大差で敗退しているに違いない。ほんと、日本はアジアでラッキーだと痛感させられる試合だった。

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