リーグ戦では前線の選手層が厚すぎて全く出番が無い南野は、ようやくカラパオカップのプレストン・ノースエンド戦で他のサブメンバーとともに虫干し出場。ポジションは4-3-3の左ウイング。
というわけで、南野のプレイに絞って時系列で。
- 試合開始直後、バイタルで縦パスを受けて前を向くもボールはカットされる。
- 3分、相手陣内で体を入れてボールを奪い、右サイドへ浮き球パス。
- 9分、南野が中盤でパスを受けてサイドにコントロールされたパス。しかしリターンはずれて受けられない。
- 11分、左サイドでキープからクロスも相手に当たり、そのままカウンターに持ち込まれシュートも上に外してくれる。
- 15分、中盤左へ下りてパスを受け、右へ大きなサイドチェンジも流れてしまう。
- 25分、左で2人に囲まれた中、ターンで抜け出そうとしてロスト、そこからカウンターを食らってGKと1対1もアドリアンがパンチングで防ぐ。
- 28分、プレストン・ノースエンドが3回連続決定機。1度目はアドリアンが至近距離でセーブ、2度目はライン上でウイリアムズがクリア、3度目はバーの上。
- 35分、南野は何度もPA内で動き直すがボールが出て来ず、やっともらったと思ったらロスト、奪い返しに行くもファール。
- 後半2分、南野がDFライン裏に抜け出しクロスも、足に上手く当たらずシュート出来ず。
- 16分、南野がハイボールに競り合って倒されるもファールもらえず、その流れからプレストンにシュートまで持って行かれる。
- 17分、ロングパスにウィリアムスが抜け出し、マイナスのクロスをニアに飛び込んだ南野が合わせてリバプール先制。
- 23分、南野が中盤でボールを受けてバックパスが相手に当たり、守備に戻ってマークもあっさり交わされる。
- 28分、右からの横パスにPA内でダイレクトパス、味方に渡らずこぼれ球をシュートもブロックされる。
- 38分、ツィミカスのミドルがクロスバー、ウィリアムスがこぼれ球を拾ってシュート、相手に当たったボールをオリギがスコーピオンキックでゴール。
うーん、南野はゴールこそ決めたけど失点もののロストも多くてあまり褒められない出来かな~。
何度も書いているけど、リバプールの攻撃は徹底して個人能力でのゴリ押しが特徴で、南野の持ち味であるバイタルやPAの中で一瞬フリーになる動きに合わせようという意識がそもそも無い。
4-3-3で南野が生きるにはインサイドハーフしか無いんだけど、足先だけでタックルに行きがちで対人守備能力はお世辞にも高いとは言えない。この先も良くてカップ戦要員なのだから、もっと彼自身に合ったチームに移籍したほうが良いと思うんだけどねえ・・・