「伊藤洋輝が初のフル出場、難敵ボルシアMGのアウェイ戦で勝ち点1をゲット」ドイツ・ブンデスリーガ第8節 ボルシアMG-シュツットガルト

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A代表ウィーク明けのブンデスリーガ、現在12位のシュツットガルトは10位のボルシアMGとアウェイで対戦。シュタディオン・イム・ボルシア・パルクには4万8千人の観客が詰めかけた。

シュツットガルトは何と6人もの選手がコロナで欠場、CBアントンも出られないため、伊藤洋輝が3バックのセンターでブンデス2試合目の先発、遠藤は3-1-4-2のインサイドハーフで先発。対するボルシアMGは3-4-2-1のフォーメーション。

試合の序盤はシュツットガルトが攻勢を見せたが、すぐにボルシアMGがボールを支配する流れに移る。伊藤洋輝は低い位置に押し込められての対応を強いられるが、遠藤を見つけて縦パスを繰り出している。

試合が動いたのは前半15分、伊藤からシュツットガルトがパスを繋ぎ、最後は攻撃参加したマヴロパノスがミドルシュート、これがゴール左に突き刺さって劣勢だったシュツットガルトが先制に成功する。

その後はボルシアMGのペースが続き、シュツットガルトは何とか耐えていたが、前半42分にCKからボールを回される展開から、最後は左SBのホフマンにミドルを決められ、ボルシアMGが追いついて試合を折り返す。

後半、ボルシアMGはバイタルへの縦パスを軸にしてシュツットガルトを攻め立てる。伊藤洋輝は相手の1トップ、エンボロをマークするがフィジカルで負けてなかなかポストプレイを抑えられない。

ボルシアMGは後半24分、途中出場のブレアがバイタルでパスを受けると単独で持ち込み、伊藤も交わされシュートもマヴロパノスが何とかカット。後半42分にはPAすぐ外の正面でエンボロが倒されFK、しかしギンターのキックはバーの上で命拾い。

ロスタイムには伊藤が競り合って後ろに流れたボールにエンボロが突っ込んでシュツットガルトGKゾマーと交錯したがマヴロパノスが何とかフォロー、そのまま1-1でスコアは動かず試合終了。笛と同時に伊藤は足が吊って座り込んでいた。

伊藤は結局90分フル出場。全体的に落ち着いてプレイは出来ていたが、エンボロにちょっとやられていた点と、攻撃でもっと確実に味方へ配給できるようになれば、レギュラーの座も見えてくるのではないか。遠藤は前半はやや対応に遅れる場面が目立ったが、後半は調子を取り戻した。疲労も溜まってるだろうが頑張って欲しい。

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