「アウェイで難敵ベトナムを下し、オーストラリアは安定の連勝」カタールW杯アジア最終予選 グループB ベトナム-オーストラリア

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初戦のサウジアラビア戦で疑惑の退場を食らって負けたベトナムは、2戦目はホームでオーストラリアと対戦。ベトナムは5-4-1のフォーメーションで、オーストラリアはタガート1トップのロギッチがトップ下に入った4-2-3-1のフォーメーションで、どちらも初戦と同じ。

試合は圧倒的にオーストラリアがボールを支配するが、ベトナムは11分にカウンターからシュートまで持ち込み、オーストラリアに冷や汗をかかせる。さらに前半28分、ベトナムがまたカウンターからシュート、オーストラリアDFグラントの腕に当たったように見えたがVARでノーファールの判定。

しかし43分、セカンドボールを拾ってフルスティッチがクロス、ベトナムのDFが戻りきれずファーに飛び込んだグラントが頭で押し込みオーストラリアが先制。

後半からベトナムは4-4-2のフォーメーションに変更。しかしオーストラリアは各選手のポジションバランスが良く、しっかりサポートに入ってベトナムをフリーにさせず、ロスタイムにベトナムは浮き球に飛び出してシュートのチャンスはあったがゴールに飛ばず、そのまま0-1で試合終了。オーストラリアが開幕から連勝を飾った。

オーストラリアはどこぞのチームと違って各選手がポジションのバランスを取り、最短距離でボールにアプローチし、奪ったら各選手がスペースへと素早く動いてパスコースを作る、いわゆるポジショナルプレーがしっかり構築されている。ベトナムはカウンターのチャンスがあっても、素早いオーストラリアの戻りでほとんどシュートまで持ち込めずと、今の森保ジャパンが勝てそうなスキがやっぱり無い。今回当たらなかったのは本当にラッキーだった。

ベトナムも攻撃ではあまり良いところは無かったが、守備は最後までしっかり追って来るし体を投げ出して止めて来る。決定力不足の森保ジャパンにとっては簡単な相手でないのは確かだろう。

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