「過去に縋り未来を築けない森保ジャパン、グループ4位らしい内容で青息吐息」カタールW杯アジア最終予選 グループB 日本-中国

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オマーン戦の敗戦を受けて、絶対に負けられなくなってしまった中国戦。日本のフォーメーションはオマーン戦と同じ4-2-3-1。GK権田、DF長友、吉田、冨安、室屋、ボランチ遠藤、柴崎、2列目古橋、久保、伊東純也、1トップが大迫のスタメン。対する中国はオーストラリア戦の4-1-4-1から5-3-2へ変更、2トップはエウケソンとウーレイ。

試合の序盤に、中国は5番の右SBジャン・リンポンが怪我で交代するアクシデント。中国が守備的に構えて日本がボールを持たされる展開。前半23分に狭い中でのパスワークから久保が右足でシュートもゴールポスト。

日本は圧倒的にボールを支配するんだけど、オマーン戦と同様に両SBまでは完全にフリーでボールを持てるんだけど、そこから崩しの形が無い。普通はスペースを作ってニアゾーンを使うのが定石なのだが、日本は攻撃陣の足が止まって動きが無い。

39分にも久保のシュートから大迫が押し込むだけの決定機を作るがオフサイド、非常にムードが悪くなったところで、伊東純也が強引なドリブルで右サイドを突破、クロスを今度は大迫が足先で合わせてようやく日本がゴール、前半を折り返す。

後半は日本も中国も交代せず。しかし5分に古橋が怪我で原口と交代、そのまま左SHに入る。中国は17分にアラン、アロイージオのブラジル帰化選手を投入フォーメーションを4-4-2に変更する。

そこからは中国が帰化選手のキープ力を利用して攻勢を見せ、日本にとっては度々危ないシーンを作られるが、日本は何とか選手を投入しながらやりくり、恥も外聞もなく4分のロスタイムを守りきって勝ち点3をゲットした。

が、同日に試合が行われたベトナム対オーストラリア、オマーン対サウジはオーストラリアとサウジが共に勝利。ライバルがきっちり2連勝を飾ったのに対し、日本はグループ最弱の中国に青息吐息で勝利してグループ4位という情けない現実を直視せざるを得ない。

いかにも調子が上がっていない大迫と柴崎を連続で先発させ、追加招集したオナイウ阿道と守田を使わず、古橋と原口はクラブでやってないポジションで機能せず、長友は攻め上がってもバックパスのみと、勝った事だけが収穫でオマーン戦からの積み上げはほとんど無い現実を露呈してしまった。

結局、森保監督のチーム作りは選手に丸投げなので、自然とベテランが中心になって追加招集された選手や若手は蚊帳の外になり、そのベテラン選手は過去の成功体験に縋らざるを得ず、4年前のプレイが今も出来ている前提でゲームプランを作っているため、理想と現実が乖離してしまっているわけだ。

オマーンもそうだったが、中国も5-3-2にして完全に日本のSBをフリーにしても問題なしと見切った戦術を取って来たわけで、確実にサウジやオーストラリアも同じ狙いを持って日本と戦うだろう。勝ったからと言って、このまま同じような戦いのままだったら、10月の試合は悲惨な結果になってしまいそうだ。

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