「この中国に負けるようならW杯に出ないほうがマシ」カタールW杯アジア最終予選 中国戦展望

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カタールW杯アジア最終予選の初戦だったオマーン戦は、まさに試合前に危惧していた通り、「自分たちに負けた」試合をやらかしてしまいました。

経験を重視するあまり、コンディション不良のベテラン選手を先発に並べ、五輪の続きや二次予選のような気分でフワッと緩く入り、大迫のポストという唯一の生命線を絶たれると、どうやって攻めるのか選手の意思とポジションがバラバラ、元から皆無なチーム戦術と相まって、見るも無残な内容と結果になってしまいました。

森保監督は「もっと意思統一できる絵を持たせないといけなかった」と今さらながらに語っておりますが、そもそも戦術については徹頭徹尾選手任せなので、試合前に選手同士ですり合わせる時間が必須なんですよ。絵を持たせたところで実践出来なければ文字通りの絵に描いた餅ですからね。

それに比べると、中国戦までは多少のすり合わせが可能ですし、選手のコンディションもある程度整うと思います。オーストラリア戦を見る限り、中国はグループ最弱。守備組織は間延びしてるしエウケソンはデブ状態、要注意な選手はウーレイだけですかね。帰化した残り2人が出て来てもそんなに大きくチーム力は変化しないと思います。

ただ、中国がオーストラリア戦と同じなんちゃってゾーンの4-1-4-1なら与し易いと思いますが、なりふり構わずマンマークのドン引き戦術をやって来たら厄介かもしれません。試合の入り方をまずは注視したいところです。

理想フォーメーションとしては、コンディションが良い選手を優先的に選び、古橋1トップで2列目に久保を加え、バイタルでボールを受けてDFライン裏への飛び出しにスルーパスを合わせたいところですが、どうせ森保監督は大迫の1トップに古橋が左SH、トップ下が鎌田、右SHが伊東純也、ボランチが遠藤と守田、DFは中山、吉田、冨安、室屋という感じにして来そうです。

中国戦の次は、10月7日のアウェイサウジ戦。この試合も、3日前まで欧州リーグで試合をしている選手もいるので、チーム戦術の積み上げが無い日本はここでもご破算な状態からスタートせねばならず、この試合が森保ジャパンの運命を決する試合になるでしょう。

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