「アジア最終予選には植田じゃなくて伊藤を呼ぶべきだった?」ドイツ・ブンデスリーガ 第3節 シュツットガルト-フライブルク

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前節でライプツィヒと対戦し、0-4で乾杯したシュツットガルトは、ホームでの第3節でフライブルクと対戦したが、昨シーズンはシュツットガルトよりも1つ下の10位だったフライブルクに2-3と敗戦、早速今シーズンで初の連敗を喫してしまった。

敗因は、まず前半9分までにチョン・ウヨンに2点を奪われてしまった事だが、2点目のセットプレイからGKが弾いたボールのダイレクトボレーはともかく、先制点は遠藤の動きが緩慢でマークに戻り切れてなかったのも一因だった。

前期はピッチのどこにでも遠藤がカバーに動いてピンチの芽を摘んでいたのだが、この試合は普段に比べて出足が鈍く、近くの味方がボールを奪っても足を止めて見守っていたり、サイドチェンジもあっさりラインを割ったり、やはり五輪に連続出場した疲れが残っているのは明らかだった。

遠藤自身は前半34分にシュートも力無くGKの正面。ロスタイムに遠藤のシュートが相手に当たってからの流れでマヴロパノスが強引に押し込み、さらに遠藤のクロスがアシストになってアル・ガディウィがヘッドを決めて1点差まで迫ったが、後半はどちらにも点が入らず2-3で終了。

そして後半16分からブンデスリーガデビューを果たした伊藤洋輝について。3-4-2-1フォーメーションで3バックのセンターに入ったのだが、投入直後はいきなり足を滑らせて冷や汗をかいたが、遠藤がDFラインまで下がってフォローすると落ち着きを取り戻し、伊藤自身も左サイドに上がっていたソサに正確なサイドチェンジを通してらしさを見せた。

その後はやはりJリーグ感覚が抜けず、ボールに対して出るのかステイするのかプレイに迷いが見られたが、ハイボールに対する競り合いは通用していたし、スピードもそこそこあるようで、今後は先発で起用されるチャンスは十分あるんじゃないかと思う。

この前のオマーン戦で植田が散々な出来だったように、代表では吉田、冨安、板倉以外のCBはあまり信頼が置けないので、招集にはまだ早いとは思うが、この調子で伊藤が実績を積んでくれると心強い。

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