「ミスを恐れずとにかくパスのスピードだけを考える」カタールW杯アジア最終予選 オマーン戦展望

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いよいよ今日からスタートするカタールW杯のアジア最終予選。

初戦はオマーンが相手ですが、カタール、インド、バングラデシュ、アフガニスタンが入ったグループEで6勝2敗の2位通過ですが、カタールに連敗した後は全勝という、あまりに力の差がはっきりしたグループなので実力が不明です。

まあ、ホームでの初戦なので、敵は相手よりも自分です。日本はだいたい最終予選の初戦は苦戦していますが、その原因のほとんどはあまりに相手がベタ引きで日本がボールを持ちっぱなしになるため、ついついパスをゆっくり回してしまい、そうなると相手のマークが剥がせないのでバックパス、最後はSBがオーバーラップして何とかクロスを上げるも真ん中を固められて跳ね返され、もしくは無理なワンツーが引っかかってしまい、守備が足りない状態でカウンターを食らうというパターンに陥るからです。

そのために必要な事はただ一つ、相手のマークが来る前に攻め切る事。何よりもボールを大きく素早く動かし、相手の守備陣型を揺さぶる事に尽きます。何故か、日本は強豪相手にはそれが出来ても、弱い相手には出来ない宿痾がついて回ります。さすがに見飽きたので、いい加減モデルチェンジをしていただきたいところ。

そうなると、キーマンになるのはスピードで相手を剥がせる選手。今回だと伊東純也と古橋になるでしょうか。彼ら2人の動き出しに迷わずパスを合わせる事ですね。日本の悪いパターンのもう1つは、そういう選手が何度も前線で動き出しているのに、相手にボールが渡る事を恐れてパスをせずに足元で捏ねて手を上げてはスマンと形だけ謝る事ですな。

そしてそのパターンが続くと、前線も動き出しを諦めて足が止まり、そこからどんどん悪循環にハマるのも数え切れないぐらい見ましたからね。少々ミスになっても、今の日本の守備陣なら守れると信じて、ガンガン早いタイミングで縦パスやサイドチェンジを入れて欲しいところです。

先発の予想は、フォーメーションは代わり映えしない4-2-3-1で、GK権田、DF長友、植田、吉田、酒井、ボランチ柴崎、2列目古橋、鎌田、伊東純也、1トップ大迫。古橋はサイドよりトップで使って欲しいですが、森保監督はおそらくサイドで使うでしょうな。

仕事があるのでリアルタイムでは見られそうにないですが、帰る頃には大量点が入ってのんびり試合を見れるような状況になってて欲しいですな。

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