「驚きの冨安アーセナル、堂安は残留、鈴木優磨と長友は路頭に迷うのか?」2021年夏の日本人選手欧州移籍デッドラインデイ

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8/31の夏の欧州移籍市場最終日となって、驚きのニュースが飛び込んで来ました。

散々、アタランタかトッテナム・ホットスパーかと言われていた冨安が、何と電撃的にアーセナルへの移籍決定!

8/31の午後6時に、Tier1の移籍ソースであるDavid Ornstein記者からの一報があり、そこからあれよあれよという間に契約が決まったようですね。

フットボール移籍情報、信用度の高いソース一覧 | ARSENAL CHANGE EVERYTHING
※追記(2021年6月15日) 当記事は2018年夏に公開したもので、あたらしい2021年夏版の記事があります。↓ アーセナル移籍情報ソース信頼度レヴュー【2020-21夏】by r/Gunners | ARSENAL CHANGE EVE...

同じくTier1の名物記者、Fabrizio Romano氏によると『ボローニャとアーセナルが移籍金2000万ユーロ(約26億円)プラス、ボーナス300万ユーロ(約3億9000万円)で合意し、冨安とアーセナルも条件面で合意した。』との事。

アーセナルとスパーズが2000万ユーロのオファーに留まり、2500万を要求するボローニャとの溝が埋まらず進展してなかったのですが、最終日になってアーセナル側がボーナスを積み増し、一気に合意に達したという流のようです。

そのアーセナルですが、ビッグ4と呼ばれたベンゲル時代は遠くなりにけり、最近はヨーロッパリーグの出場権を確保するのがやっと、今シーズンに至っては開幕から3連敗、9失点無得点で最下位という悲惨さ。アルテタ監督と選手の信頼関係はゼロに等しい内紛状態と言われています。

間違いなくパニックバイの一環でしょうが、在籍選手と監督との信頼関係がゼロな分、冨安に出番が回ってくる機会は早く訪れると思います。プレミアでCBをやるにはまだ線が細いですが、SBなら十分戦力になれます。ライバルはチェンバースやセドリックになると思われますが、守備力なら間違いなく冨安が上でしょう。

あと驚いたのが、徳島のルーキー鈴木輪太朗イブラヒームがバレンシアへ2年間の期限付きレンタル移籍というニュース。買取オプションもあるので、下部チームに入れての育成枠なんでしょうな。あまりこういう形で成功した若手がいないので心配ではありますが・・・

他の日本人選手では、堂安は結局PSVへの残留が決定、鎌田も動きなし。長友も結局欧州トップリーグからのオファーは無かったようです。

そして移籍が決まるまでチームで出場拒否をしていた鈴木優磨ですが、ヘルタやシャルケといったドイツからのオファーを断り、最後はイングランド2部のノッティンガム・フォレストとクラブ間で合意したにも関わらずこれも拒否、希望していたセリエAからはカリアリやボローニャが興味を持っていたそうですが、結局正式なオファーには至らなかった様子。

セリエAは外国人枠がある上に、もとから貧乏なクラブが多く、コロナの影響でさらに財政が厳しい状態ではどう考えても無理ゲーでしょう。鈴木優磨個人にスポンサーが着いていれば違ったのでしょうが・・・

このままシント・トロイデンに残留すると、FWの林と原大智が今期加入したために、これで日本人3人という事になってしまいます。契約期間は不明ですが、2年契約とすると来年の夏が契約満了になります。冬まで待ってさらに移籍金が安くなるのを狙うつもりかもしれませんが、散々コケにされたクラブや監督がどう判断するかでしょうね。

ヨーロッパの主要リーグでは移籍期間が終わってしまいましたが、ロシアとトルコはまだ1週間ほど残っています。そこでまた日本人選手に動きがあるんでしょうか?

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