「堂安の代わりを期待されても、さすがに奥川にとっては無茶が過ぎる」ドイツ・ブンデスリーガ第1節 アルミニア・ビーレフェルト-フライブルク

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昨シーズンは昇格して見事にブンデス1部に残留したアルミニア・ビーレフェルト。堂安は引き止められずにPSVに返却したものの、奥川をザルツブルクから完全移籍で獲得、この試合はトップ下に置いた4-4-2のフォーメーションでスタート。

試合は序盤からDFライン裏を狙ったボールばかりで、奥川がプレイに関与する場面はほとんど無かったが、7分に奥川が左サイドでボールを奪い、そのまま持ち込んでクロスも大きくそれるチャンスをようやく作る。

その後は終始フライブルクペース。奥川は前線でポストプレイを求められるもマークに遭ってなかなかボールをキープ出来ない、28分にようやく左に流れてドリブルからクロスも跳ね返される。

すると31分、フライブルクのCKからビーレフェルトがカウンター、奥川は右からの折返しを相手に競り勝って放ったシュートは至近距離でGKにセーブされ、この試合最大の決定機をものに出来ない。逆に38分、左からのクロスにフリーでヘディングされるもビーレフェルトGKオルテガがスーパーセーブ。

後半立ち上がり、ビーレフェルトがこの試合初めての攻勢、2分に相手のクリアボールを拾った奥川が股抜きで抜け出し、GKと1対1になったが右へ流し込んだシュートを防がれ2度目の決定機をものに出来ず。5分にもゴール前の混戦から奥川がシュートもやっぱりセーブに遭う。

フライブルクは後半12分に猛攻を見せ、立て続けにシュートの雨を降らせるがオルテガがことごとく防ぐ。奥川は後半20分に相手DFへのプレスをかけた際に足を踏まれ、大きな怪我では無さそうだったが交代。

そこからは互いに何度かチャンスはあったが決められず、そのままスコアレスドローで試合終了。ビーレフェルトは開幕戦で勝ち点1をゲットした。

奥川については、昨シーズンのインサイドハーフではなくトップ下で出場。同じ日本人だからというわけでは無いと思うが、かつて堂安がやっていたような前線でボールをキープする役割を期待されているのが辛い。相手を背負えない分、ワンタッチで味方につなごうとしていたがどうしても限界はある。2つあった決定機のうち1つでも決めていれば良かったのだが・・・果たしてこのポジションで生き残っていけるのだろうか。

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