Blog版 蹴閑ガゼッタ

「第2戦の要注意人物は”メキシコの久保”」東京五輪サッカー男子 グループA メキシコ-フランス

昨日は、日本がこれから対戦するメキシコとフランスの試合を研究のために観戦。

メキシコのフォーメーションは4-3-3、フランスは4-2-3-1でスタート。試合はメキシコがボールを保持し、フランスがカウンターを狙う形で推移。

しかし、暑さのせいもあるのかフランスに意外とスピードが無い。フランスの攻め手は、右SHのトヴァンと右SBのミシュランのオーバーラップ、ジニャクのヘッドぐらいで、左サイドが全く機能していない。

その理由は、メキシコの10番、21歳のディエゴ・ライネスを左SBのカシがかなり警戒してマークをしていたからでもある。レアル・ベティス所属のライネスは、身長は167cmと低いがスルスルと抜けて行くドリブルと左足が武器という、まさに「メキシコの久保」。

前半はおかげで消えがちだったが、後半開始早々にライネスがカシとの1対1をフェイントで抜き去り、右足でピタリとベガの頭に合わせて先制。後半10分にはフランスがひどいミスからあっさり2失点目。

もうフランスはこの時点で完全にバテバテ、点を取らないといけないのに味方の上がりが無くてジニャクが孤立。後半23分にカウンターから交代で入ったコロ・ムアニが抜け出しPKを獲得、ジニャクが決めて1点差に迫ったが反撃もそこまで。

前掛かりのフランスはDFラインの前に大きなスペースがあり、メキシコは35分にセカンドボールを拾って右サイドに上がっていたアントゥナにパス、カットインからファーのポストに当てる久保のようなゴールを決めて3点目、最後はフランスのDFバールのバックパスを拾われダメ押しの4点目。

フランスはジニャクの頭だけを警戒しておけばいいけど、メキシコを抑えるのは大変だ。ライネスは旗手では絶対に止められないし、中山が対峙する事になるのだろうが1人では厳しい。チームとしてどうやって連携で守るか考えないと、厳しい試合になるのは間違いなさそうだ。

個人的には、あえてメキシコ戦はターンオーバーで捨てて、3戦目のフランスに全力を出すのが良いような気もするけど、森保監督はおそらくメキシコにもベスメンを出すだろう。ここで勝てればメダルも見えると思うが、はてさてどうなるか。

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