「ドンナルンマを筆頭に、点を取る・取られる部分でベルギーを上回ったイタリア」EURO2020 準々決勝 ベルギー-イタリア

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ともにポルトガル、オーストリアに対して苦しみながらも勝利して準々決勝に勝ち上がった両チーム。ベルギーは怪我が心配されたデ・ブライネがドクと並んでシャドーで先発した3-4-2-1、イタリアは3トップにキエーザが起用され、インシーニェ、インモービレとコンビを組む4-3-3。

試合は序盤から激しく中盤で潰し合う展開になるが、10分ごろから徐々にイタリアがボールを保持する流れになると、13分にFKからイタリアがゴールに見えたがオフサイド。15分過ぎには逆にベルギーが連続攻撃を仕掛ける。

前半22分にはデ・ブライネのカットインから強烈なミドルを放つがドンナルンマがファインセーブ。25分にもベルギーはカウンターからデ・ブライネのパスにルカクがフェイントからシュートもドンナルンマに防がれるなど、流れはベルギーに傾いたかと思われた。

しかし先制したのはイタリア。31分にベルギーゴール前でフェルトンゲンのミスパスを拾い、バレッラが3人に囲まれながらも強引にドリブルで突破、ファーに撃ち抜くゴールを決めてしまう。さらに前半44分、イタリアはベルギーが前に出たスキを突き、インシーニェが中盤からティーレマンスを交わしてドリブル突破、そのままファーへ巻くゴラッソを決めて2点目。

ベルギーもゴールされた直後、前半45分に左サイドをドクがドリブル突破、イタリアのSBディ・ロレンツォが腕を使って倒したという判定でPK、これをルカクがど真ん中のコースに決めて1点差で前半を折り返す。

後半は、イタリアが自陣にカテナチオ守備ブロックを作ってベルギーがこじ開けようという展開。ベルギーはルカクのポストプレイが封じられている分、ドクのドリブルを軸に攻めを組み立てる。すると16分にカウンターからドクのパスにデ・ブライネが抜け出し、折返しをルカクが詰めたがスピナッツォーラが体でシュートブロック。

後半25分にベルギーはシャドリとマルテンスを投入、デ・ブライネがボランチに下がる。そして早速シャドリがクロスでチャンスを作るが中とわずかに合わず。ベルギーはシャドリが怪我ですぐにまた交代という誤算。イタリアもここまで陰のMVPといえるスピナッツォーラが怪我でタンカというアクシデント。

イタリアは完全に守備固め、ベルギーは後半38分にドクが鋭いカットインからドリブルシュートもわずかに枠外、44分にはゴール前25mからのFKを得るが、デ・ブライネのキックはドンナルンマが飛び出しファールを受ける。

結局イタリアはその後も上手く時間を使いながらのらりくらりと逃げ切り、6分のロスタイムを使い切って試合終了。イタリアが前半の1点差を守りきって2-1で試合終了。イタリアが無敗記録を32と伸ばしてベスト4に進出した。

チャンスの数だけで言えばベルギーのほうが多かったが、最後の点を取る、取らせない部分でイタリアが上回った。特にドンナルンマは当たり前のようにスーパーセーブを連発、今や世界最高クラスのGKである事を自ら証明した。準決勝は未だ調子が出ないスペインが相手。力だけを見ればイタリア有利だが、果たしてどうなるか。

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