今日は、注目の東京五輪代表メンバーの18人がとうとう発表されました。
＜正式メンバー＞
GK
大迫敬介（サンフレッチェ広島）
谷晃生（湘南ベルマーレ）DF
吉田麻也（サンプドリア）
酒井宏樹（浦和レッズ）
板倉滉（フローニンゲン）
中山雄太（ズヴォレ）
旗手怜央（川崎フロンターレ）
冨安健洋（ボローニャ）
橋岡大樹（シント・トロイデン）MF
遠藤航（シュトゥットガルト）
相馬勇紀（名古屋グランパス）
三好康児（アントワープ）
三笘薫（川崎フロンターレ）
堂安律（PSV）
田中碧（川崎フロンターレ）
久保建英（レアル・マドリード）FW
前田大然（横浜F・マリノス）
上田綺世（鹿島アントラーズ）＜バックアップ＞
GK
鈴木彩艶（浦和レッズ）
DF
町田浩樹（鹿島アントラーズ）
瀬古歩夢（セレッソ大阪）FW
林大地（サガン鳥栖）
今回の選出テーマを挙げるとすれば、やはりポリバレントという事になるでしょうか。
まずCBはOAの吉田と冨安以外に本職を選ばず、瀬古と町田はバックアップメンバーに留め、CBに欠場者が出た場合は、酒井、板倉、中山、橋岡でやりくりしようという意図が見えます。中山と橋岡はそれぞれ左右のSBとWBが出来ますし、旗手は攻撃的なポジションでも使えます。
ボランチは遠藤と田中碧が完全な軸で、サブで板倉が入るぐらい。2列目は、堂安と久保は当確として、左SHは相馬と三苫の両方を選択、右SHのバックアップとして三好を選びました。テストマッチでの出来は微妙でしたが、久保と堂安が欠けた時にクリエイティブな選手が必要という思惑があるのでしょう。
FWについては、個人的には体を張って基点が作れる林のほうが、日本の2列目を活かすという意味では合っているように思うのですが、森保監督のチョイスは上田と前田大然となりました。
前田はロンドン五輪の永井枠でしょうか？ グループリーグの対戦相手を考えると、守ってカウンターのほうが重要と見たのかもしれませんが、まだイマイチ中盤とフィットしてないだけに、ここからの練習でどこまでコンビネーションを作れるかが注目です。
