Blog版 蹴閑ガゼッタ

「ゲルマン魂がようやく復活、ポルトガルはドイツのサイドアタックを舐めすぎた?」EURO2020 グループF ポルトガル-ドイツ

死のグループとなったグループF、初戦でフランスに負けたドイツは、クリロナの2ゴールでハンガリーを一蹴したEUROのディフェンディング・チャンピオン、ポルトガルと対戦。

ポルトガルはクリロナを1トップに置いた4-2-3-1で、ドイツはフランス戦と全く同じメンバーの3-4-2-1で臨んだわけだが、いきなり前半16分にカウンターからクリロナの3ゴール目で先制点を与えた時には、ドイツはこのまま崩れて終わるのかと思われた。

が、フランス戦の時と違ったのは、ドイツは好守の切り替えが非常に早く、サイドで基点を作ってポルトガルの守備を押し下げ、ポルトガルがマイボールにしても素早く高い位置からプレスを仕掛け、セカンドボールを支配していたところだ。

ポルトガルは、4バックがPAの幅を保って守っていたのだが、ドイツの両WBゴセンス、キミッヒに対してSBが出てカバーするのか、SHが下がって対応するのか曖昧で、フリーな状態にしてしまって結局左右にボールを振られてあっという間にドイツが逆転。

後半6分も同じようにフリーなゴセンスから折り返しをハヴァーツ、16分には右からのクロスにゴセンスがまたフリーでヘッドを決めて怒涛の4点目、ポルトガルは22分にジョタが1点を追加するが反撃もここまで、ドイツが4-2で快勝した。

裏の試合でフランスがハンガリーに引き分けたため、ドイツが勝ち点1差の2位に浮上。最終節がフランスとポルトガルの直接対決なので、これでドイツが一気に優位な立場になってしまった。

とは言え、ドイツの3バックがカウンターに脆弱なのはあまり変わっていないので、WBを高く上げる攻撃は諸刃の剣でもある。どちらにせよサイドの攻防が、対ドイツの試合でポイントになるのは確かだろう。

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