「古橋が1G1Aでタジキスタンに4発快勝も、序列をひっくり返すには至らず」カタールW杯アジア2次予選 日本-タジキスタン

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今日は夜の9時半までガッツリ残業、それから帰って飯を食いながら試合を見ていたので、試合の流れについては省略。

既に最終予選進出を決めている日本は、権田と南野を除けばこれまで出番が少なかった選手を中心のスタメン。GK権田、DF佐々木、昌子、中谷、山根、ボランチが川辺と橋本、2列目が原口、南野、古橋、1トップが浅野。

前半を終えた段階でのTwitterを見ていたら、かなり不甲斐ない試合だとボロクソに書かれていたが、改めて試合を見てみると、あまり足を止める事無くしっかり縦にボールを入れて前に攻撃参加する、パスアンドゴーの意識が徹底されていて悪くなかったように思う。

タジキスタンも、守備時はPAの幅で4バックを作り、日本のSBの攻撃参加にはSHがDFラインまで下がってスペースを潰し、ボールを奪うと積極的にパスを繋いで攻め上がる、コレクティブな良いチームだった。

前半10分に日本が同点にされた場面は、古橋のミスや山根のマークの甘さはあったものの、ゴール前に4人が飛び込んで単純なデュエルに持ち込んだタジキスタンの狙い勝ちだったと言える。2次予選で最強の相手に4点取って勝てた結果は評価すべきだ。

とは言え、個人のレベルでいうと代表レギュラー級に割って入るような選手はいなかったかなと。浅野はあれだけチャンスがあって無得点はいただけないし、古橋もゴールは決めたが良いプレイと凡ミスの差が激しく確実性に欠ける。原口は珍しくボールが足に付いておらず、坂元は山根を役割がかぶって持ち味が出せず。

これで五輪が終わったら、堂安や久保、三苫、田中碧らが加わるわけで、さらに熾烈な競争が待ち構えている。次のA代表戦は11日のキリンチャレンジカップ・セルビア戦。おそらくターンオーバーで海外組が揃って出て来るはず。五輪OAの3人がいない分、守備陣にとっては名を挙げるチャンスでもある。期待したい。

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