「試合開始わずか10分で一発退場、南野に与えられたタスクはひたすら走って守る事」イングランド・プレミアリーグ第34節 サウサンプトン-レスター・シティ

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現在リーグ3位と絶好調を維持しているレスターをホームに迎えたサウサンプトン。南野は4試合ぶりに4-4-2フォーメーションの右SHのポジションで先発。対するレスターは、ヴァーディとイヘアナチョの最凶2トップを並べた3-1-4-2。

まず前半7分、南野のパスカットから最後はテラがシュートもボテボテ。11分、サウサンプトンCBヴェスターゴーアがバックパスをトラップミス、奪いに来たヴァーディをスライディングで倒してしまい、ドグソの判定で一発レッド。

サウサンプトンはフォーメーションを4-4-1-1に変更、自陣で4-4のブロックを敷いていわゆる「バスを停める」形に。南野はレスターの左WBトーマスのマークでDFラインまで下がる時間帯が多い。

レスターは37分に右サイドをティーレマンスが抜け出しシュートもサウサンプトンGKマッカーシーが股間を締めてブロックする決定機。何とかサウサンプトンは前半を無失点で守りきって折り返す。

後半からレスターは事実上の2バックにシフト、両SBがほぼ上がった状態でサウサンプトンのブロックの外側から攻める意図を見せる。3分には南野が右からアーリークロスもGKにキャッチされる。5分には南野がトーマスにタックルもイエローの判定。

後半14分、珍しくサウサンプトンがレスター陣内に入り、FKからアームストロングが放ったシュートにイヘアナチョがブロックに行った手に当たったという判定でPK、これをウォード=プラウズが決めて10人のサウサンプトンが先制する。

当然、レスターも反撃に出て後半22分には連続攻撃を仕掛けると、GKマッカーシーが何度かシュートは防いだものの、セットプレイの流れからイヘアナチョのクロスにエヴァンスが頭で叩き込んで同点に追いつく。

レスターは後半37分にヴァーディが右サイドからカットインでマークを剥がしてシュートの超決定機も、GKマッカーシーが足に当てるスーパーセーブ。43分には右からのクロスにイヘアナチョが合わせるも、マッカーシーの腕に上がってラインを割る。45分にはヴァーディがフリーでクロスも何故かマイナスに折り返してしまう。

その後はレスターも攻め疲れが見え、サウサンプトンは3分間のロスタイムもきっちり守りきって試合終了。これでサウサンプトンは1試合少ない状態で降格圏まで勝ち点9差をキープ、また一歩残留に近づいた。

南野は後半31分に交代、攻撃ではほとんど見せ場は無かったが守備のタスクを懸命にこなし、最低限は監督の信頼に応えたのではないだろうか。

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