「川島が守護神のストラスブール、王者PSGをリードする首位リールから勝ち点を奪う」フランス・リーグアン第27節 リール-ストラスブール

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現在、リーグアンであのチャンピオンズリーグ常連であるPSGを抑えて首位に立っているリールと、川島がGKで17試合連続で先発を続けているストラスブールとの対戦。リールは4-4-2のフォーメーションで、対するストラスブールは4-2-3-1の形。

試合は当然リールが序盤からボールを支配、ストラスブールは相手陣内に1トップのトマソンを残し、残りのフィールドプレイヤー9人が自陣に引きこもって守り倒す展開。

相手の決定機になりそうなシーンがあっても、ストラスブールは忠実なプレスバックでゴール前でフリーになった選手を捕まえ、何とか失点を免れてはいるけど時間の問題のように見えた。

ところが前半25分にいきなりストラスブールはリール陣内へと攻め込む形を見せると、36分に右サイドからのアーリークロスをリールDFがヘディングでかぶってしまい、裏にいたアジョルクが押し込みストラスブールがまさかの先制点。その直後にもアジョルクが左からのクロスに頭で合わせるもリールGKメニャンがファインセーブでしのぐ。

ここまで首位のリールに対して意外にも出番が無かった川島だが、前半40分にゴール前のルーズボールに飛び出して片手でパンチング、CKからのヘッドをハンドオフ、44分にはスルーパスを通され1対1の状況もシュートはバーの上と立て続けにピンチがやって来る。

後半早々、ストラスブールはGKと1対1になるチャンスがあったが決められず。すぐにリールがペースを握ると、16分には右サイドからシュートを打たれて川島がセーブ。22分にも同じように右サイドからシュートもわずかにコースが外れる。

後半33分に、自陣でボールを奪われフリーでシュートを打たれるも何とかDFがカバー
入ってコースを消すと、38分のゴール正面からのFKも川島がしっかりキャッチ。このまま逃げ切れるかと思ったが、後半41分に左からのクロスに高さでフォンテに上回られてヘッドを食らい、川島もなすすべなく同点に。

その後も連続CKから川島がパンチングで逃げたり、果たしてストラスブールはこのまま耐えきれるかと思ったが、リールの攻撃も息切れでパワープレイにも徹しきれず、ロスタイムには逆にストラスブールに決定機が生まれたが得点は決まらずそのまま1-1で試合終了、笛と同時に川島は悔しそうにボールを叩きつけた。

昨シーズンまでは圧倒的な強さで3連覇を達成したPSGを上回るチームという事で、どれだけリールが強いのかと思ったら意外と普通のチームで、ロス五輪ブラジル戦の川口並みに雨あられとシュートが飛んで来る事を想像していたのでやや拍子抜け(笑)。ま、逆に言えばピッチで味方を怒鳴り散らしていた川島のコーチングが良かったという事かもしれないね。

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