「DFとGKをまとめてアンクルブレイク、南野の芸術的ゴールでチェルシーから勝ち点1」イングランド・プレミアリーグ第25節 サウサンプトン-チェルシー

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DAZNが放映権を手放してストリームが無くなり、WOWOWで放送が始まったUEFAチャンピオンズリーグですが、今期は日本人選手の出場が無いのもあってパスする事にしました。で、昨晩はDAZNで南野がサウサンプトンでの2ゴール目を挙げたチェルシーとの試合を観戦。

ここまでリーグ戦6連敗と泥沼状態のサウサンプトンは、トゥヘル監督就任後は負け無しの5連勝と絶好調のチェルシーとホームで対戦。南野は3-4-2-1の左シャドーで先発、チェルシーも3-4-2-1のマッチアップになる形。

前半はマッチアップだと当然個人能力の差でチェルシーが優位に立つも、サウサンプトンも南野を含む攻撃陣がしっかり守備に戻ってカバーリングに奔走、チェルシーには簡単にシュートは打たせない。

南野はインサイドにポジションを取って、再三パスを引き出す動きを見せるのだが、あのカンテにマークされて前を向いてもすぐに追いつかれてボールを奪われるなど、デュエルで劣勢に立たされ、南野だけじゃなくサウサンプトンはシュートすら打てない展開。

しかし前半33分、そのカンテにボールを奪い返された直後、スルスルと相手DFラインの間へ飛び出し、そこにレドモンドからのスルーパスがドンピシャで通り、絶妙なトラップからシュートフェイントでスライディングして来たアスピリクエタとGKメンディを腰砕けにさせ、アウトサイドで流し込んで先制ゴールを決めてしまう。

後半はチェルシーがハドソン・オドイーを投入、圧倒的にボールを支配するもサウサンプトンは全員が自陣に戻って守備をして粘る展開。しかし後半8分にPA内でボールを受けたマウントにイングスがタックルに行ってPK。これをマウントが決めてチェルシーが同点。

そこからはサウサンプトンが南野が中盤に下がった4-4-2にシフト、自陣でゾーンを組んでシンプルに放り込むサッカーにシフト、チェルシーがマルコス・アロンソのサイドを中心にチェルシーが攻め込み、サウサンプトンが跳ね返す流れが続く。

後半24分には南野のスルーパスからバートランドのクロス。その後のセットプレイでヴェスターゴーアがヘッドもクロスバーと、サウサンプトンにもようやくチャンス。後半31分には南野がテラと交代で下がる。

残り15分はひたすらサウサンプトンは耐える展開。しかし最後はチェルシーも攻め疲れたのかロスタイムもあまり決定的な場面は起こらずそのまま3分が過ぎて試合終了、サウサンプトンが強豪チェルシー相手に南野のゴールで貴重な勝ち点1をゲットした。

ネットでの評判では、南野はゴール以外ではカンテにやられまくって見せ場は少なかったという事だったが、そもそもカンテにデュエルで勝てる選手なんて世界中を見ても少ないわけで、プレッシング、カバーリング、ポストプレイにセカンドボール狙いと、攻守においてやるべき事はしっかりやっていた印象。まだまだ足りない点は多いが、とにかく試合に出続ける事だね。

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