現在15位のアルミニア・ビーレフェルトは、勝ち点2差で14位のホッフェンハイムとアウェイで対戦。ビーレフェルトのフォーメーションは4-4-2で、堂安はいつものように右SHで先発。ホッフェンハイムは3-1-4-2の形。
ビーレフェルトは守備時には3ラインの4-4-3で、攻撃時はボランチの1枚が上がった中盤ダイアモンドの形に変化するのだが、あまりそれがビルドアップで効果的になっている気配が無い。
アウェイで守備的なサッカーを強いられているビーレフェルトだが、前半20分にカウンターからファビアン・クロスのラストパスは堂安に合わず、25分にアーリークロスに堂安が飛び込むシーンがあったがボールが届かず。
38分に、ゴール前20mの地点でFKという最大のチャンスを得るが、堂安が蹴ったボールはわずかにバーの上に飛んでゴールならず。その後も堂安は2~3度攻撃に絡むが、シュートまで持って行けずに前半を終了する。
後半になると、ビーレフェルトの中盤にスペースが出来て、ホッフェンハイムがセカンドボールを支配して連続攻撃を仕掛けるようになるが、シュートはビーレフェルトにとっては幸いにも決まらない。
ようやくビーレフェルトは後半17分、堂安のパスからコルドバが抜け出すもシュートまで行けず。30分にはアーリークロスから折返しも間一髪相手にクリアされる。37分にはGKからのフィードを胸でトラップした堂安が振り向きざまのボレーもシュートは大きく外れる。43分にはワンツーから堂安がクロスも相手に当たる。
そして後半44分、PA内でパスを受けた堂安がドリブルからファーを狙ったシュートは、ホッフェンハイムGKバウマンの足に当たってしまう。さらに後半ロスタイム、堂安が右サイドから中へ切れ込み、PAすぐ外からミドルもバーの上と2度のビッグチャンスを決められず、そのままスコアレスドローで終了。
堂安は終盤に2回あった決定機に決めていればヒーローになったんだけどね~。久保もそうだけど、シュートの際に力んでコースを狙えないというのは日本人に共通した欠点だよね。