「1G1Aでキッカー誌ベスト11&MVPの堂安、しかし上を狙うには喜んではいられない」ドイツ・ブンデスリーガ第10節 アルミニア・ビーレフェルト-マインツ

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第9節の消化時点で、16位のマインツと17位のビーレフェルトという残留争い直接対決。堂安は4-2-3-1の右SHで先発スタート、対するマインツは3-4-2-1というフォーメーション。

試合は序盤に少しマインツが攻勢には出たものの、途中からはビーレフェルトがボールを持つ流れになるが、5バックで自陣を固めるマインツに対してなかなか良い形で崩すことが出来ない展開。

しかし前半21分、左からのサイドチェンジを受けた堂安がマークを受けながらキープ、落としたボールをプリートルがミドル、これが相手に当たって決まり堂安のアシストで先制点を決める。

さらに31分、相手のバックパスミスをシップロックが拾い、パスを受けた堂安がDF4人に囲まれながらもドリブル、最後は股抜きシュートを決めてビーレフェルトが2点目をゲットする。

そこからはマインツが完全にボールを支配する流れになるが、堂安は守備のタスクをこなしながらカウンターの起点になるなど、チームの中心として存在感を放つ。

が、後半37分にマインツはスローインから左サイドを崩し、シュートはCKラッツァが弾いたが、こぼれ球をポエチウスが折り返し、シュテーガーが押し込んで1点差に迫る。

その後も試合の流れは変わらず、堂安はほぼ守備に回る形になり、たまにボールを持っても安全策でサイドでのパス回しに専念、いわゆる「見せ場」が再び訪れる事なく2-1で試合終了、チームは残留争いを行う上で大きな勝利を手にした。

堂安は1ゴール1アシストで、キッカー誌によるベストイレブンとMVPを受ける活躍だったわけだが、左足の繊細なテクニックとシュート力、豊富な運動量と高いフィジカル、しかし鈍足で右足がおもちゃという特性がはっきり出た試合だったように思う。

ビーレフェルトのような下位チームでは、ボールを支配する時間が短くてカウンター狙いが多く、味方は堂安にボールを集めるので攻撃機会とスペースが与えられ、堂安が攻撃的なポジションでも生きられるが、上位になるとスペースと時間が無くて1対1で相手を剥がすスピードやテクニックが求められるため、左足だけの鈍足堂安は苦しくなる。

もしビーレフェルトに移籍金を払うつもりが無ければ、また強豪のPSVに戻って厳しい競争を強いられる事になる。ビーレフェルトにいる間に、右足の能力を高めるか、中盤選手として戦術理解と守備能力を身につけるか、どちらかをモノにしておく必要がある。

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