「代表でもクラブでも必要不可欠な存在になった遠藤」ドイツ・ブンデスリーガ第4節 ヘルタ・ベルリン-シュツットガルト

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開幕から3試合で勝ち点3、4というともに1部残留が目標であるチーム同士の対戦。ヘルタのフォーメーションは4-2-3-1で、シュツットガルトは3-4-2-1。代表帰りの遠藤はダブルボランチのスタメンで先発。

試合はホームのヘルタが積極的な攻めに出て来る流れになるが、先制したのはシュツットガルト。ゴール30mやや左の地点でFKを得ると、ディダビのFKにフリーになっていたケンプフが合わせてヘディングゴール。

しかしその後はずっとヘルタのペース。守備時はほぼマンマークでシュツットガルトの攻撃を寸断すると、ボールを奪ったらシュツットガルト3バックの横のスペースを狙って徹底的にサイド攻撃、GKコペルの奮闘もあって何とか無失点で前半を折り返す。

後半開始早々に、ヘルタのパスミスからシュツットガルトが高い位置でボールを奪い、クロスをカライジッチがフリーでヘッドもゴール右にはずれてしまう。

その後もシュツットガルトは前線への無理なパスが多くなり、セカンドボールをヘルタに支配されて右サイドに交代で入ったルケバキオからのクロスなどで再三ピンチを迎えてしまう。が、後半23分にゴンサロ・カストロが左サイドでボールを奪うと、中に入って自身でミドルシュートを左隅に決めて大きな追加点。

ヘルタはめげずにその後も攻勢を続けるも、シュツットガルトは余裕が出て来た様子でしっかり跳ね返し、何度かカウンターのチャンスを作り出すようになり、むしろ後半40分以降はシュツットガルトのペースになるものの、そのままスコアは動かず0-2で試合終了。アウェイのシュツットガルトが勝利した。

遠藤は代表戦の疲れもあるのか、攻撃参加の回数は少なかったが、常にバイタルを監視して相手をチェック、ボールを奪ったらすぐさま正確な縦パスを繰り出すなど、マシンのような正確性でシュツットガルトを支え続けた。もう代表でもクラブでも、チームにとって完全に外せない選手であるのは間違いない。

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