ここまでリーグ2試合で1分け1敗のウエスカは、アウェイでバレンシアと対戦。岡崎は4-4-1-1のトップ下で先発、1トップにはラファミールが入った。バレンシアは4-4-2のフォーメーション。
ボールはバレンシアが保持する流れで始まるが、3ラインでブロックを作るウエスカの前にチャンスを作る事が出来ず、むしろウエスカのほうが岡崎のヘディングなど5本のシュートを放ち、ホームのバレンシアにとっては嫌な流れ。
しかし先制はバレンシア。前半38分に左サイドからヴァスが蹴った低いFKが、誰にも当たらずそのままゴールに飛び込んでしまう。その後はバレンシアのプレスが速くなって岡崎のところまで良いボールがなかなか回って来ない。
後半もバレンシアがポゼッション、ウエスカはボールを奪う位置が低くてゴール前までボールを運んでもスペースが無いのでクロスを上げるだけで跳ね返される展開。13分には岡崎がミドルを狙うも大きく外してしまう。
しかし後半15分ごろにウエスカがCKなどから立て続けにシュート、バレンシアGKドメネクがファインセーブを続けたのだが、17分のCKでシオヴァスが競り勝ち浮いたヘッド、これが右上隅に飛んでドメネクが手に当てるがゴールイン、ウエスカが同点に追いつく。
後半26分には右サイドに上がったペドロ・ロペスからアーリークロス、岡崎がスルスルと中に入ってフリーでボレーシュートを放ち、ドメネクは一歩も動けなかったがクロスバー、決定機を逃してしまう。そして35分に岡崎はオンティベロスと交代。
ウエスカは相手DFのミスからボールを奪ったモスケーラのシュートなど、互いに決定機はあったがそのままスコアは動かず1-1のドローで試合終了。ウエスカは3試合目もドローで初勝利はお預けとなった。
岡崎は主に守備で奮闘、攻撃ではトップ下の位置なのでコンドグビアら相手のカバーが早くて前を向けず、基点になれたのはサイドに流れた時ぐらい。それだけに後半27分のシュートは決めておきたかったね。