「大迫を評価する割には活きるチームを作ってくれないコーフェルト監督」DFBポカール 1回戦 カール・ツァイス・イエナ-ブレーメン

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ツール・ド・フランス開催中なので、大迫が出場していたDFBポカールの1回戦、イエナ戦をDAZNで前半のみの観戦。

ブレーメンのフォーメーションは4-4-2で、2トップがゼルケとサージェント、SHが大迫とビッテンコートという、監督の宣言どおりに大迫は中盤での起用になっていた。

が、相手も4-4-2でボランチとSHをマッチアップでマークする中、ブレーメンはビルドアップに苦労、フリーなSBが上がって基点になろうとするため、SHの大迫はインサイドに寄ってプレイしていたのだが、マークが付いている中でなかなかボールがもらえていなかった。

たまにボールが来ても、スピードが無いのでマークを剥がす事が出来ず、結局はバックパスや横パス、溜めてからのミドルパスというプレイになってしまう。最前線ではあればいつもの大迫なのだが、4部のチーム相手に中盤でそんなプレイをしても怖さが全く無い。まあ、大迫自身の出来もキレはイマイチだったのだが・・・

前半20分過ぎからは、ポストからスルーパスというプレイも見られるようになったが、味方が大迫の意図と合わずミスパスになってしまう事が多かった。26分にはミドルシュートもゴール右に外れる。42分にはゼルケのクロスに飛び込むが空振り、直後にスルーパスからゼルケがシュートもセーブ。目立ったプレイはそれぐらいで、前半のみで大迫は交代、ブレーメンは後半に2点を入れて2-0で勝利。

中盤で使うなら、サイドじゃなくて4-2-3-1のトップ下でないと大迫の良さは生きないと思うのだが・・・ブレーメンのコーフェルト監督は、常に大迫を評価してくれてはいるのだが、大迫の良さが活きるような、縦パスがスパスパ通ってフォローが素早いチームを作ってくれないんだよね。後半から出場した、マンUから移籍したタヒス・チョンが得点という結果を出しただけに、今期の大迫は厳しい立場に追い込まれるかもしれない。

 

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