長谷部が日本代表監督を率いる時こそが、日本がワールドカップに優勝する時になるか?

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昨日は所用で京都へ出かけ、そのついでに飲んで帰って来たのでサッカーは見ずにツール・ド・フランスを見ながら値落ち。今日も特にネタが無いので更新はしないつもりでしたが、Goal.comに長谷部のインタビュー記事があり、結構重要な事をサラッと話していたので、その件について。

まず今シーズンでの引退の可能性について言及すると、次は「7月からは同時に他分野、ブランドアンバサダーとしても働き始め、国際部やマーケティングなど各部署と話したり、そういったことも始めています」と語り、既にフランクフルトでフロントの仕事も始めているみたいですね。

そして、「「監督ライセンスの取得に関しては少なくとも3~4年ほどかかりますし…。(中略)その中でマーケティングや監督ライセンスに関しても考え、正確にはわからないですが、10月や年末に向けてそれらにも取り組みたいと思います。」と語り、指導者への道を志しているのも確かなようです。

現役引退後は、自分も家族もドイツに残ることを希望しているようで、このままフランクフルトでフロントの業務を続けながら、ドイツの指導者講習を受ける事になるんでしょうね。チャンピオンズリーグの上位にドイツ人監督が集結している事実を見ても、現在はドイツの指導者レベルが突出しているので、それが監督を目指すにはベストな選択だと思います。

日本がワールドカップで優勝するには、選手だけでなく指導者もワールドクラスにならないと難しいと思っていますし、日本代表監督の仕事を引き受ける監督は、報酬的にもキャリア的にも、ハリルホジッチのように監督としてのピークを過ぎた人材か、トルシエ、ジーコ、オフトのような実績が足りない人しか居ないので、最終的には日本人自身が指導者として高い経験を積むしかありません。

残念ながら、Jリーグでいくら実績を残しても、日本のS級ライセンスはUEFAの監督ライセンスと互換性が無いので、互換性があるAFCのリーグで監督をするぐらいしかキャリアの展開がありません。個人で欧州のコーチライセンスを取った人もいますが、JFAから完全に無視されています。これでは、ワールドクラスの経験など積めるはずもありません。そういう意味では、長谷部のUEFAライセンス取得は非常に歓迎したいところであります。

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