「グアルディオラ監督の奇策がミスを呼び込んだのは本当か?」UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 マンチェスター・シティ-オリンピック・リヨン

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レアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコとスペインリーグの強豪が消え、他のビッグクラブにとってビッグイヤー獲得のチャンスが回って来たはずのシーズンだったが、マンチェスター・シティはフランス・リーグアンのPSGじゃなくてリヨンに敗退、失意のシーズンになってしまった。

その直接の原因になったと言われているのが、リヨン戦のフォーメーション。ペップはいつもの4-3-3ではなく、ジェズスの1トップでシャドーにデ・ブライネとスターリングを配した3-4-2-1に変更して来た。対するリヨンは3-1-4-2のマッチアップ。

ペップの狙いとしては、守備時に5バックの形になって安全策を取り、攻撃時にはWBが高い位置を取って基点になる狙いがあったのかもしれないが、前半23分にその目論見が早くも狂ってしまう。

リヨンからのパスに対し、シティの3バックはラインを高く上げてオフサイドを取るポジションにいたのだが、WBのカイル・ウォーカーがラインに遅れ、エデルソンが前に出たところで競り合いから落としたボールをコルネが流し込んでリヨンが先制する。

シティは当然反撃を仕掛けるが、リヨンは5-3-1-1の形になって2トップの一角であるデパイがシティの中盤をチェック、デ・ブライネやスターリングにも5バックが素早くマークして自由にプレイをさせない。

前半終了間際に、左サイドからデ・ブライネがアウトサイドで出してピンポイントで合う驚異的なパスが通ったが、スターリングのシュートはリヨンGKロペスに阻まれ、0-1で前半を折り返す。

後半11分にシティはマフレズを投入、フォーメーションを4-2-3-1へと変更する。これでサイドの高い位置を基点にして押し込むが、リヨンもすぐさま5バック気味にして対処する。すると29分、左サイドをスターリングが抜け出し、マイナスの折返しをデ・ブライネがインサイドで決めて同点に追いつく。

その後もジェズスのボレーなどチャンスは作ったのだが、後半34分にラポルテのミスパスをカクレに拾われ、ムサ・デンベレがラポルテを引き倒して抜け出し、シュートはシティGKエデルソンに当たってゴール。

そして後半40分、PA内でジェズスがドリブル突破、折返しをドフリーだったスターリングがまさかのQBKでゴール上に打ち上げてしまう。その直後にカウンターからアワールがシュート、これをエデルソンがキャッチできず前に落としてしまい、ムサ・デンベレに押し込まれて試合を決定づける3点目。

シティはその後も攻め続けたが2点の差を埋めることが出来ず試合終了。結局シティは3年連続でベスト8止まりとなってしまった。逆にリヨンはユベントスに続いて優勝候補を破るアップセット。今期のチャンピオンズリーグはプレミア、スペイン勢がベスト8で消え、残ったのはドイツとフランス勢のみという波乱になってしまった。

グアルディオラ監督が3バックという奇策を取った事が敗因に挙げられているが、失点と逸機は個人のミスからであり直接的な原因とは言い切れない。ただ、それがメンタルに何らかの影響を与えた可能性はあるかもしれないが。それよりもシティには全体的に疲れが見え、攻守の切り替えにダイナミズムが感じられなかったのが主原因じゃないだろうか。

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