既に移籍の発表は時間の問題と言われ、ビジャレアル公式Twitterでは思わせぶりな日の出の写真がアップされるなど、焦らし作戦にサッカーファンは散々踊らされましたが、ようやく久保建英のビジャレアル移籍が決まりましたね!
— Villarreal CF (@VillarrealCF) August 10, 2020
「Land of the Rising Sun」は日本という名前の由来であり、欧米からすると世界地図で最も東に位置する国のため、日の出の国という認識が一般的になっているんですな。
#VillarrealTV | ¡Groguets 💛👍! Take Kubo tiene un mensaje para vosotros.
Sempre Endavant!#BenvingutKubo pic.twitter.com/44c48mfUEw
— Villarreal CF (@VillarrealCF) August 10, 2020
さて公式の会見ビデオは当然スペイン語で行われたわけですが、バレンシアでコーチ修行経験があるジャーナリスト、小澤一郎さんがYoutubeチャンネルで同時通訳をされていました。
その後にも、メディアからのインタビューで最初に質問した記者であるハビ・マタ氏へのインタビュー動画もアップされてました。いや、久保の移籍が噂されてからの小澤一郎氏の躍動ぶりは凄いですな(笑)。
インタビューの中で注目した発言をピックアップしてみますと、
レアルとビジャレアルの関係は良好で、オスカル・ロドリゲスの移籍が最終段階まで来ていたが、そこに久保が取れるという情報が入り、クラブとエメリ監督がすぐにターゲットを切り替えた。250万ユーロのレンタル料も、マーケティングでカバーできると考えた。
ビジャレアルへの移籍はレアルも大歓迎で、久保側もすぐに了承、移籍交渉は驚くほどスムーズに進んだ。この日になったのは12日から練習が始まり、メディカルチェック、契約、記者会見、写真撮影など一連の流れで済ませたかったから。反響を得るために焦らす狙いもあった。
エメリ監督は既に練習場へ来ていて、久保と既に話をした。監督から久保に求めたいことを説明している。
背番号は、既存の選手が優先で選ぶようになっているので、久保は後回しで残った番号から選ぶしか無い。カタールのアル・サッドへ移籍したサンティ・カソルラの背番号8が残っているか注目したい。
バレンシアからの移籍が噂されているパレホとコクランについては、コクランが既にメディカルチェックを受けていて、スペイン時間の16~17時に発表される。
まあ、とにかく順調過ぎる流れでちょっと怖いぐらいです。これから練習開始、背番号発表、テストマッチと小澤さんもますます大忙しになりそうですな。