「マジョルカらしいダメ押し結末になりかけも、神様の慈悲に救われた最終戦」スペイン・リーガエスパニョーラ第38節 オサスナ-マジョルカ

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リーガエスパニョーラ初挑戦、久保のマジョルカでの試合もこれがラストのリーグ最終戦。既に2部降格が決まっているマジョルカは、久保やセビージャ、レイナといったレギュラーはベンチスタートでサブが思い出出場。

久保がいないと、とても見れたものではないマジョルカの試合だが、やはりこの試合もそれが変わること無く、ボランチから前にボールを運ぼうとしても1人目、良くて2人目で必ずミスが出てまた守備に戻るパターン。そしてこれもお約束の先に失点。

ところが前半45分にCKからルーマーの100本打って1本決まるかどうかのゴラッソ・ダイレクトシュートが決まって同点。そして後半はマジョルカがかなりSBが高い位置に上がって、オサスナを押し込む流れになるのだが、クロスを上げてもなかなか中と合わず、

そして互いに中盤が空いた展開になった14分に久保とセビージャが投入。久保は右SHに入って4-4-2から4-2-3-1へと変更。久保には相手のSBがガッチリマークしてなかなかボールに触れなかったが、18分に久保が中で合わせるだけのグラウンダーを出したが、ブディミルの反応が遅れて触れず。

しかしその直後、久保のバックパスを受けたポゾのクロスをブディミルがファーへ落としたヘディングがゴールに吸い込まれる。さっきの久保のアシストは決められないのに、これは決めるんかいと思わずツッコミ。

ただ、やっぱり久保が入ってもマジョルカはマジョルカで、23分にビルドアップ中にルーマーがプレスを受けてボールを奪われ、その流れから股抜きシュートを決められまた同点。

その後はボールがあまり来ない久保は、時折左サイドに移って攻撃に絡もうとするが、遅攻になるとマジョルカはとたんに適当クロスで終わってしまうし、久保が鋭いクロスを上げてもやっぱり中で誰も反応しない。久保は後半40分にも強烈なミドルをニアに放つがセーブされる。

後半ロスタイムにアプドン・プラッツがカウンターから抜け出してGKと1対1になるが処理にもたついてシュートまで行けず。直後にゴールを決められたと思ったらVARでファールの判定、そしてそのままスコアは動かず2-2のドローで試合終了。

最後の失点が決まっていたらマジョルカの結末として出来すぎだったけど、神様も少しは慈悲を見せてくれたのかも(笑)。このチームにもし岡崎や柴崎がいればもうちょっと点が取れたかもしれないが、守備的ボランチがババやトライコフスキではどうしようも無かったよね。まあ、多くの選手は下手なりに良く頑張ったと思う。スピリットという意味ではそんなに悪いチームじゃなかったね。1年間、お疲れさまでした!

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