「吉田が先発で再開も、コロナで緩んだゆるふわ守備組織に右往左往」イタリア・セリエA第25節 サンプドリア-インテル

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今週から、イタリアのセリエAも新型コロナウイルスによる中断から3ヶ月ぶりに再開。16位のサンプドリアは3位インテルとの対戦。吉田もリーグ2試合目のスタメンで、3-1-4-2のCB中央のポジションに入る。インテルはルカクとラウタロの2トップに、エリクセンがトップ下に入った3-4-1-2。

試合はいきなり右サイドをぶち抜かれて吉田が釣り出され、クロスからゴールを決められたに見えたがギリギリオフサイド。しかしエリクセンがフリーになりがちで、吉田と他メンバーの呼吸が合ってなくて不安な立ち上がり。案の定、前半10分にサンプドリアDFラインの裏へラウタロが飛び出し、そのポストを拾ったルカクとエリクセンがワンツー、吉田が戻りきれないうちにゴールを決められてしまう。

前半15分ごろになると、サンプドリアもDFラインと中盤との連携が取れて来て、インテルの前線をサンドイッチして奪う守備がまずまず機能、チャンスは全く作れずボールを支配されっぱなしながらも試合は落ち着いたペースになる。

しかし33分、ルカクがサイドに飛び出したところを吉田が追いかけ、2人で中央を切った間にパスを通され、ニアゾーンに入ったフリーのカンドレーヴァが折り返し、ファーでこれまたフリーになっていたラウタロが難なく押し込みインテルが2点目。サンプドリアも45分になってようやく高い位置でボールを奪ってラミレスがシュートもバーの上。

後半8分、サンプドリアはショートコーナーからコリーが頭で合わせたシュートがクロスバーに激突、しかしそのこぼれ球をトルスビーが押し込み1点を返す。サンプドリアはアンカーのベルトラッチがエリクセンをしっかりマークするなど、全体的にマンマークでの対処がはっきりし、守備の安定感が出る。

その後はサンプドリアが何度かカウンターから良い形を作るが、インテルもカバーリングが早くてラストプレイが上手くつながらない。終盤は吉田も含めてサンプドリアの選手が腰に手を当てたり、足を気にしたりと明らかに疲れが見え、そのままスコアが動かず1-2で試合終了。

サンプドリアは後半の試合運びが悪くなかっただけに、前半のゾーンで行くのか、マンマークで行くのか曖昧になって、インテルの強力な前線3人への対処が後手を踏んでしまったのが痛かった。吉田もディフェンスリーダーを任されているのだから、次の試合はしっかり準備して臨んでもらいたいところだ。

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