「再開後初先発の大迫は、チームに居場所を見つけたか?」ドイツ・ブンデスリーガ第28節 ブレーメン-ボルシアMG

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1部残留崖っぷちのブレーメンが、前節はフライブルクに勝利して何とか可能性を繋いだ後の、リーグ5位の強豪ボルシアMGとホームで対戦した試合。大迫はこの試合で先発に復帰した。

ブレーメンのフォーメーションは、表記では4-3-3の形になっているが、ボルシアMGが3-1-4-2の形で臨んで来たのを受けて、相手ボール時にはサージェントとラシツァが2トップのようになって3バックにプレスをかけ、大迫はアンカーをマークする4-3-1-2のような形になっている事が多かった。

さらにブレーメンのSBが、全く攻撃に参加せず自陣に留まってひたすらサイドのスペースを潰していたので、ブレーメンが攻撃に転じた時の前線には3人しかおらず、大迫も中央に留まってターゲットとして働く以外に選択肢が無かった。

それでも、大迫はワンタッチで味方にボールを繋いだり、献身的なチェイシングで攻守に貢献はしていたのだが、単独で仕掛けたりシュートを打つような場面はほとんど無く、後半17分にビッテンコートと交代してお役御免。終盤はどちらもシュートチャンスはあったものの、結局最後までスコアは動かず0-0のままで試合終了。

大迫はシャドーの位置で先発したが、他のFWであるサージェントもラシツァもドリブルなどでアクセントを作れるタイプではなく、役割がかぶってしまって存在感が出しにくかった。中盤に下がってボールを受け、サイドに展開するプレイは良かったがまあそれだけで、シュートを打つ機会はゼロ。しばらくは途中出場になるだろうが、そこで結果を出して何とか空気を変えたいところだ。

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