「貴重な勝ち点3をゲットも、”器用貧乏”大迫の苦難は続く」ドイツ・ブンデスリーガ第26節 フライブルク-ブレーメン

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2部降格崖っぷちのブレーメンは、再開初戦のレバークーゼン戦で敗戦、2戦目は上位につけるフライブルクとの試合。大迫はレバークーゼン戦に続いてベンチスタート。

まず前半18分にブレーメンは押される展開からカウンターのチャンスを得ると、前線右へと抜け出しだビッテンコートがゴール左隅に完璧なシュートを決めて先制する。

その後はブレーメンが4-4-2のフォーメーションを取るフライブルクに対し、4バックはほぼ自陣で壁を作り、中盤はマンマークでボールを追いかけ回す受け身の守備に終始、ブレーメンは相手に主導権を一方的に握られながらも何とか無失点で折り返す。

後半も一進一退の攻防が続いていたが、10分過ぎからブレーメンのプレスに遅れが見え始め、16分にはへフラーが強烈なシュートを放つもブレーメンGKパブレンカがかろうじて弾いたところで、大迫とバーテルスが投入。

大迫は4-3-3の1トップの位置に入り、後半25分にはCKからの折返しに頭で合わせるが浮いてしまう。その後はフライブルクのペースが続き、後半37分にはゼルケが1トップに入って大迫は右シャドーの位置に下がる。

ロスタイムにはCKからのこぼれ球をPA内からシュートされる決定機を作られたが、これもパブレンカがファインセーブ、ブレーメンは残留の可能性を繋ぐ大きな勝ち点3をアウェイでゲットした。

今のブレーメンの戦略的に、後ろをしっかり固めて1トップは高さと強さで時間を作る役割を求められているので、このポジションで大迫を起用してもメリットが薄い。しばらくはシャドーや場合によってはインサイドハーフで汚れ仕事をやるしか無さそうだ。

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