JFA田嶋会長が、新型コロナウイルス感染・医療現場の現実を語る

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5/1にアップされた、JFAの広報Youtubeチャンネルである「月間JFATV」にて、先日新型コロナウィルスに感染後復帰された、田嶋会長に対するインタビュー動画がアップされました。

新型コロナウイルス感染、医療現場の現実を語る

以下、内容の書き起こしです。

  • 4/2に退院、1人でリハビリをしながら、1日に1度買い物など外出しながら、3食作って生活している。
  • コロナについては、2月末にJFAとして危険を感じ、在宅勤務に切り替えた。
  • 3/3にアムステルダムの女子W杯のプレゼンテーションがあり渡欧。ヨーロッパやニューヨークでは三密が当たり前。
  • 3/8に帰国、タオルを使い分けるなど気をつけていた。
  • 3/14にJFA理事会、その後に体調不良、家庭内で隔離、翌週3/16に診察を受け、肺炎と診断されてPCR検査を受けて陽性、入院。
  • 10年間風邪を引いた事は無かった。咳も無く、微熱が続いていた状態。
  • 春先はいつも花粉症だったので、もとから匂いが分かってなかった。今からすれば、味覚の消失はあったかもしれない。
  • 入院中は、重症化の不安はあったが徐々に快方へ向かって行った。
  • 陽性と聞いた時に、他の人に移してないかが心配だった。当時の病院は完全防護の状態だったので、今の状況は心配である。
  • 会食前には手の消毒を励行、密接を避けるなど、感染防止の意識はしていたが感染は避けられなかった。
  • 感染症対策は人手、手間が非常にかかる。入院患者が多くなると、病院側のケアの頻度が下がらざるを得ない。
  • 医療従事者の偏見は耳にした。非常に残念な事で、医療崩壊につながる事になってはいけない。自分たちが応援しないと。
  • Jリーグはもちろん、日本全国の小さな街クラブの経営、指導者たちを守らなければならない。5月の理事会で、融資を積極的に出来る体制を作る予定。
  • 日本や海外の選手たちによる自主的な医療関係者へのエールは非常に嬉しいし誇らしい。
  • スポーツ出来る喜び、世界中が平和で安全であるからこそサッカーは成り立っている。今は一緒に耐え、笑顔でサッカーが出来る日を楽しみにしている。

やはり何事も当事者になってみて初めて分かる事はたくさんあるわけで、協会トップが感染したというのも奇貨として、完全復帰をされた暁には、日本サッカー界としての新型コロナウィルス対策にしっかり取り組んでいただきたいものですね。

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