日本の喜劇王、志村けんが新型コロナウィルスによる肺炎で死去

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サッカーと全く関係ない話題で恐縮ですが、やはりこのニュースについては黙っているわけにはいきません。

コメディアンの志村けんさん死去 新型コロナ感染で肺炎発症 | NHKニュース

今でこそ民放の地上波はサッカー以外見なくなりましたが、我々昭和の人間にとっては、土曜の夜8時は家族全員が揃って同じテレビを見るのが当たり前の習慣で、当然のように皆「8時だョ!全員集合」を見ておりました。最初に加藤茶の付け人として下っ端デビューした時には、まだ芝居がぎこちなくて、こんな大物になるとは想像もできない初々しさだった事を思い出します。

もちろん今でもドリフの音楽はいくつも諳んじる事が出来、間違いなく私にとってドリフと志村けんのギャグは人生の一部でした。そしてその一部が突然失われ、年甲斐もなく言いようもない寂しさに襲われています。

今回の新型コロナウィルスについては、感染しても8割の人が無症状で肺炎まで行く人は5%程度と見られていますが、高齢者や喫煙者、基礎疾患を持っている人は確率が跳ね上がる事が知られており、しかも肺炎になってからはあっという間に進行するようで、イタリアでは発症から死亡するまでがわずか8日となっているそうです。

志村けんさんは、3/17に発症、2日後に呼吸困難、新型コロナウィルスの感染が判明してから1週間という短さでした。毎日のようにガールズバー通いをしていたそうで、本人的に自粛する気は一切無かったんでしょうが、改めてハイリスク群における新型コロナウィルスの怖さを実感させられる事になりました。この悲劇によって、若者を中心に「コロナ疲れ」に陥っている人たちが、もう一度気を引き締め直すきっかけになる事を願うばかりです。

とにかく、長い間我々をテレビで楽しませていただき、本当にありがとうございました。今頃はあの世で長さんに叱られている事でしょう。謹んでご冥福をお祈りします。

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