Jリーグ再開に向けてのロードマップは、首都のロックダウン回避がカギ

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東京都の感染者が倍増するという悪いタイミングの中、Jリーグの再開に向けて村井チェアマンと各クラブとの合意点が発表されました。

宇都宮徹壱さんのページ – Yahoo!ニュース

宇都宮さんのレポートから引用しますと、内容は以下の通り。

(1)4月3日の再開は断念。
(2)再開は段階的に。J3が4月25日、J2が5月2日、J1が5月9日。
(3)観客の密集(各地から集まること)を防ぐために、2カ月をめどに遠距離からの観戦自粛を呼びかける。
(4)観客同士の密接を防ぐために前後左右の座席を空ける。
(5)政府や自治体から要請があれば開催を取りやめる。

【補足】「遠距離からの観戦(遠征)の自粛」の件、どこからどこまでを「アウエー」とするのかについては「これからクラブごとに詰めていく」とのことです。

J3からスタートするのは、スタジアムが小さく観戦者が少ないところから徐々に始めていくという感じでしょうか。そしてアウェイのサポーターが来ることで地域同士で感染が伝搬する事を防ぐ。そしていわゆる2mのソーシャルディスタンスを取る事で個人の感染を防ぐ。

今回のコロナウィルスについては、密閉空間、密集場所、密接場の「三密」が重ならなければほとんど感染しないというエビデンスが確立されています。おそらく、この対策によってJリーグからの感染を引き起こすことは無いでしょうが、今後東京でロックダウンが発生してしまうと、開催が中止になる可能性は高いと思います。

再開したからと言って気を抜くことは出来ませんが、世界のサッカー界にとってJリーグが始まる事のポジティブインパクトは計り知れないものがあると言えます。このまま感染爆発が起こらず、無事4月25日が迎えられる事を願うばかりです。

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