「バーゼルのエサに食いつき、自滅の大敗で残念な中断」UEFAヨーロッパリーグ ベスト16 第1レグ フランクフルト-バーゼル

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さすがに試合が無いからと言ってサッカーを見ないのは寂しすぎるので、DAZNで見逃している試合からフランクフルトがバーゼルに負けた試合を。

負けた過去試合なので詳しい選評は省略するが、0-3という結果ほどフランクフルトの内容は悪くなかった。敗因を一言で述べるなら、バーゼルがしっかりフランクフルトを研究、それが上手いこと当たったという点に尽きる。

フランクフルトは長谷部をアンカーに置いた4-1-4-1のフォーメーションを取って来たのだが、バーゼルは徹底的にコスティッチをマークしてスペースを埋める作戦に出て来た。

その分、逆サイドに大きなスペースが生まれ、右SBのトゥレがフリーパスで何度もオーバーラップ、クロスを上げるシーンがあったのだが精度とコンビネーションを欠いてシュートまで行けず。

おそらく、バーゼルはトゥレならクロスを上げられても大丈夫と見切っていたのだろう。その策略に上手くフランクフルトがハマってしまったわけだ。そして27分に直接FKを叩き込まれる。

それでも後半開始早々に、アンドレ・シウバがPA内でフリーになってのシュートや、FKからオフサイド崩れでパシエンシアがこれまたフリーでヘッドした決定機で追いついていれば違った結果になったかもしれないが、後半26分にロングボールからのカウンターで2失点目、後半37分に3点目で万事休す。

まあバーゼルの策が当たったのも確かだけど、少なくとも2点はヒンテレッガーのミスで生まれたんだけどね(苦笑)。長谷部のプレイも悪くなかったけど、ヒンテレッガーの不調に引っ張られてしまったかな。

鎌田にはボールは良く集まっていたけども、サイドにボールをはたいてゴール前に飛び込む、最近の形をやろうとしてもコスティッチがマークされてそこから先に行けず、アンドレ・シウバとも微妙にパスの呼吸が合わない場面が多く、いまいちリズムに乗り切れなかった。すでに鎌田はある程度セルフィッシュになっても許される立場になっているのだから、強引に中からシュートを打ちに行っても良かったのではないだろうか。

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