「長谷部の”整えない”力が生み出した大量5点劇」ドイツ・ブンデスリーガ第21節 フランクフルト-アウグスブルク

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前節はDFBポカールで長谷部が先発し、強豪ライプツィヒに勝利したフランクフルトだが、リーグ戦のアウグスブルクとの試合では長谷部も鎌田もベンチスタート。

ホームのフランクフルトは序盤からボールを支配しながらも得点が生まれず、30分にアブラハムが怪我をしたため長谷部を急遽投入、ポジション的にはダブルボランチだが実質はアンカーのような役割で、CBの間に入った3バックの形なってビルドアップをするようになる。

これで攻撃のリズムを作り始めると、37分に長谷部のパスカットからコールのスルーパスを受けた絶好調のチャンドラーが先制点を決める。さらに後半3分、左CKからニアに入っていたチャンドラーが頭で流すと、アウグスブルクGKコウベクがボールを必死で掻き出すもゴールイン。

さらに後半10分にも、長谷部がボールを奪ったところから始まり、左サイドを駆け上がったコスティッチに長いスルーパスが通ると、クロスをアンドレ・シウバが頭で合わせて3点目。

その後はアウグスブルクが攻めに出るも、フランクフルトは長谷部を中心にしっかり守って試合をコントロール、後半44分には逆に右からのクロスが流れたところでボールを拾ったコスティッチが決めると、その直後のキックオフからローデがボールを奪い、最後はまたコスティッチが決めて5点目、ここで試合終了。

長谷部が入る前の30分は得点出来ず、入った後の60分で5点を叩き込んだわけだが、それは決して偶然じゃない。長谷部が的確にDFラインに加わってカバーをしてくれるので、味方は安心して前に出て行く事が出来る。

戦術的なバランスや強度からすると、長谷部がいないほうが良いのかもしれないが、それ以上にチーム全体にリスクオンの意識が生まれ、ポジションの流動性から攻撃の厚みが生まれて来る。後半戦のフランクフルトは、「整えない」長谷部が鍵を握っているのかもしれないね。

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