「南野は10分間の出場で絶好機を外すが、着実に歩みは進めている」イングランド・プレミアリーグ第25節 リバプール-サウサンプトン

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昨日はとある事情で24枚の書類に署名をして複数のハンコを押しまくる仕事をこなしたので、リバプールの試合については南野が出場した時間のみのレポートで。

南野が出場したのは後半36分、ワイナルドゥムと交代しての出場、ポジションは4-3-3の右ウイングに位置に入った。そしてファーストプレイでサラーの背後への浮き球に裏を取る動きを見せ、バイタルで足元じゃなくて、とにかく裏抜けというリバプールらしい意識に変わった事を印象づけた。

ただ、守備面ではまだどのタイミングで誰にプレスをかけるかの判断に躊躇があり、一瞬対応が遅れて後手に回ったりと、連携がまだまだ出来てない様子。残り10分での出場なのだから、もっと思い切って追いかけ回すぐらいの勢いがあっても良かったのでは。

後半40分に、カウンターからサラーがドリブル、丁寧なラストパスを南野に送ったが、ナビ・ケイタがタイミング的にかぶった影響があったのかもしれないが、南野のシュートは枠を捉えられず。これは非常に残念だった。

その4分後、サウサンプトンの攻勢から南野がパスカット、前に走り込むフィルミーノに股を抜いて出したパスは、その後にファールで止められたとはいえ、タイミング、技術ともに南野らしいセンスを感じる攻撃だった。

そして45分にサラーとフィルミーノの2人で決めたカウンターからの得点、もし南野が全速で走っていればサラーより早くゴール前に入っていたかもしれず、結果的にはスピードを落としてサラーの後に入ってしまったのだが、攻守においてまだ一瞬の迷いが感じられた。

とは言え、前回の試合に比べるとはるかに違和感の少ないプレイになっていたので、南野自身も正しく課題を認識しているのは間違いなく、次からの試合が楽しみになって来た。

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