「香川が無双したのは本物のレアル・マドリー?」コパ・デル・レイ 4回戦 レアル・サラゴサ-レアル・マドリー

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コパ・デル・レイの4回戦、レアル・マドリー戦で先発した香川が久々に躍動したプレイを見せたという評判だったので、DAZNで試合を見てみる事にした。

サラゴサのフォーメーションは4-4-1-1で、香川はトップ下のポジション。サラゴサの2トップは守備時にはさほどプレスをかけず、後ろの4-4でブロックを作って攻撃を絡め取る形だった。

が、試合開始6分でセットプレイからあっさりヴァランが押し込んでレアルが先制した事で、明らかにレアルは省エネモードに入ってしまい、スペースは埋めるけれどもあまりガツガツとプレスをかけに来なかったので、香川個人にとってはやりやすい展開になってしまったのかなと。

確かに、縦パスを受けてからのボールキープや、ディフェンスの合間でボールを受けて反転、カットインからレアルGKアレオラがかろうじて弾いたシュートなど、香川らしいプレイは随所に見せてはいたが、全盛期に比べるとスピードや運動量は8割程度という感じで、まだまだ完全復活とは言えない様子だった。

とは言え、サラゴサのメンバーは2部とは言えマジョルカよりもはるかにテクニックと戦術眼のある選手が揃っていて、レアル相手でもパスはしっかり繋いで来るし、その中でも香川のテクニックは抜きん出ていたのは確か。

これで守備力があれば、ボランチやアンカーとして活きる道があるのかもしれないけど、2部の試合だとトップ下の選手に対してはここまで自由にさせてはくれないだろうし、なかなか先発復帰への見通しとしては難しいところだなと思った試合だった。

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