「森保ジャパンの生贄に捧げられてしまった哀れな国内組」AFC U-23選手権 グループB 日本-カタール

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既に決勝トーナメントへの道が絶たれている消化試合の日本は、カタールのフォーメーションは5-3-2で、日本はGK大迫、DF橋岡、立田、町田、WB杉岡、相馬、ボランチ田中駿、田中碧、シャドー旗手、食野、1トップ小川の3-4-2-1。

試合は序盤から日本が当然のようにボールを保持はするのだが、3トップは完全にマンマークされて相互の動きが無く、WBは高い位置を取るがそこまでボールは届かず、相変わらずビルドアップが機能せずひたすら攻めあぐむ流れ。

日本は後半42分にようやく相馬の浮き球パスから田中駿が抜け出し、フリーでシュートも枠を捉えられない。さらに悪夢は続き、前半ロスタイムに田中碧が足裏を見せて相手を踏んだというVARによる一発レッドで退場してしまう。

後半から日本は齊藤未月を入れて4-4-1の4バックに変更。皮肉な事に、これでかえって日本のポジションバランスが向上、守備で危ないシーンは前半よりも減ったが、ボールを奪った後に前へ出る選手が少ないのでカウンターも仕掛けられず、試合の動きは停滞してしまう。

そして後半28分、ようやく小川がバイタルで前を向き、放ったシュートのコースは甘かったがGKが変なステップをしてくれたおかげで決まり、1人少ない日本が先制する。が、33分に日本は齊藤未月のファールを取られてPKで同点。

その後はいつものように失点してから選手を投入する後手後手森保采配も当然のように実らずドローで試合終了。日本とカタールはともにグループリーグで敗退、決勝トーナメントにはサウジとシリアが進出する後味の悪い結果となった。

この惨敗の原因として、なぜか「コミュニケーションが足りない選手の責任」という意見が流れているが、確かにそれはあったにせよ、それならば監督やコーチがサポートするべき話である。経験豊富な海外組と同じレベルを要求するのはあまりに彼らが可愛そうだ。

育成時代から4バックに慣れたメンバーに不慣れな3バックを強要、戦術的な指導をせずにただ放置、選手は戸惑うばかりで結果的に1勝も上げる事無く、しかし結果と責任は選手に押し付け、国内組の自信とプライドを崩壊させ、海外組とOA頼りのチーム状況をさらに加速させただけの、全く無意味な大会にさせてしまった。

それだけでも森保監督の更迭理由に値する所業だと思うのだが、当然の事ながらロンドン五輪で同じような選手丸投げをした関塚氏率いる名ばかりの技術委員会は監督を指示、森保体制は盤石の模様である。いやはや・・・

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