「最大の収穫は森保批判の収束か?」キリンチャレンジカップ U-22日本-U-22ジャマイカ

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一応、代表絡みの試合についてはどんな形でもレポートに書いてきたわけだが、ぶっちゃけ昨日のU-22ジャマイカ戦ほど全く評価の参考にならない試合は初めてだったね。

DFラインこそ形だけは揃っているが全員がボールウォッチャー、中盤のバランスが無茶苦茶でスペース開けまくり、DFはボールを奪ったら馬鹿の一つ覚えのように縦パスを出し、日本はラクラクとパスカットして、スカスカの中盤で面白いように攻撃を繋ぎ、シュートを打ちまくった。

しかもジャマイカのGKは飛んでいるポーズだけしてるんじゃないかというぐらい、甘いコースでも抜かれまくりで、前半19分だけで4点取られる有様。まだ高校生相手の練習試合のほうが形になったんじゃないかというぐらい。

何しろ、フランスW杯で日本が負けた相手なのでサッカーが強いというイメージは残ってるが、それ以降は全てW杯予選敗退、この五輪代表はセントクリストファー・ネイビスやドミニカ国といった相手に対しても勝てず、東京五輪予選の敗退が決定しているチームで、何のために呼んだのか全く意味がわからない相手だった。

ここ最近の試合内容で、さすがに協会べったりのマスコミでさえ森保監督批判の論調がチラホラ見え出してきたので、噛ませ犬を呼んで沈静化を図ったのではないかとうがってしまう。

あえて見るべき点を探してみると、前田と安部の前線からのプレスは連携が取れていてスムーズだったし、全体的に好守の切り替えの意識は向上していたように思う。それだけに、プレスが強くて日本がボールを持てず、5バックのようにサイドを下げられてしまう、この前のコロンビアのような相手ともう一度戦って欲しかったなと。

次の舞台は東京五輪予選を兼ねたAFC U-23選手権。日本のグループはカタール、サウジ、シリアが入り、アジアトップレベルの2カ国が入った厳しい組み合わせ。ここで果たしてどれだけやれるかだね。

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