「南野キレキレの猛攻を見せるも一発逆転ならず、ザルツブルクはヨーロッパリーグへ」グループE ザルツブルク-リバプール

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UEFAチャンピオンズリーグもグループステージ最終戦。まだステージ突破の可能性を残しているザルツブルクは、ホームで首位のリバプールと対戦。ザルツブルクのフォーメーションは中盤ダイアモンドの4-4-2で、南野はトップ下で先発。

いきなり試合開始7分で、南野が絡んでホランドとファン・ヒチャン、ムウェプにアシスト未満、南野自身もアリソンには阻まれたがファン・ヒチャンのシュートからのこぼれ球を拾ってシュートなど、何度も良い形を見せる。

ただ、ザルツブルクはブロック守備重視であまり前線からプレスをかけていなかったので、リバプールもDFラインから一発のパスでサラーがシュートまで行ったりと、双方がノーガードでストレートパンチを打ち込み合う激しい展開。

前半25分を過ぎるとさすがにザルツブルクのプレススピードが落ち、リバプールがボールを持つ時間帯が生まれるようになるが、もともとカウンターに強みを持つザルツブルクはむしろチャンスを増やすのだが、この試合はホランドの出来がイマイチで得点には至らず。

後半開始早々も、リバプールはサラーが2度の決定機を迎えると、ザルツブルクもホランドがロングパス1本に抜け出しシュートもゴール左にわずか外れるなど、前半と同じような展開で始まる。

しかし南野は、疲れのせいかボールへの反応が若干鈍くなって前半ほどボールを収められず、ザルツブルク全体の攻撃から守備への切り替えが落ちたなというところで、サイドチェンジからのパスを受けたマネがクロス、走り込んだケイタが頭で押し込みリバプールが先制、そのそのその直後にもヘンダーソンのロングパスに走り込んだサラーが、ほぼゴール真横から芸術的なシュートを決めて2点目。

ザルツブルクも後半28分、ダカからのクロスをファーで受けた南野がシュートも、相手に当たってゴールを外れる。その後、奥川がインサイドハーフの位置に入るが、このレベルだとインテンシティのスピードが足りないのは明白で、そのまま0-2で0-2で試合終了。

勢いがあった前半のうちに先制点が取れていればと言えなくもないが、リバプールの守備陣はあえてペースを上げずに落ち着いて対処、90分での配分を意識したプレイだったので、リバプールの経験が一枚上だったように思う。これでザルツブルクはヨーロッパリーグへ向かう事になるが、戦力は屈指なのでぜひとも優勝を目指して欲しいね。

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