「お待たせしましたの久保ラ・リーガ初ゴールは見事なゴラッソ」リーガ・エスパニョーラ第13節 マジョルカ-ビジャレアル

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リーグは3試合勝ちが無く17位に沈んでいるマジョルカは、ホームで8位と好調のビジャレアルと対戦。セビージャが出場停止でどこのポジションで出場するか注目された久保だが、蓋を開けてみればいつもと同じ4-4-2の右SHで先発。

試合開始から久保はまずまずボールに絡むも、味方との連携が合わない場面が続いてまたかと思ったのだが、前半13分にセビージャの代わりに任された左CKから、こぼれ球を自身で拾ってゴールライン際をダブルタッチで抜き、折り返したところを蹴られてPK、これをラゴ・ジュニオールが決めてマジョルカが先制。

さらに前半22分、久保がヒールパスで繋いだカウンターからブディミルが抜け出し、シュートは外れたがボールに触った後にGKアセンホのタックルを受けたという判定でまたもPK、今度はダニ・ロドリゲスが決めて2点目。

その後はビジャレアルにボールを支配され、マジョルカは何とかゴール前で人数をかけて守備をする時間帯が続く。が、後半開始早々にライロがモレノを引っ張ってPK、これをカソルラが決めてビジャレアルが1点を返す。

そしてその時はやって来る。後半8分に左サイドからバイタルでパスを受けた久保が左足を一閃、シュートがゴール右に決まるゴラッソでマジョルカが大きな3点目。アナウンサーが思わず「お待たせしました!」と飛び出したのに笑ってしまったが。

この3点目ではっきりとマジョルカは守り切る形にシフト、後半22分にセニェと交代、セニェは2トップの左に入って、代わりにダニ・ロドリゲスがポジションを下げて右に入った。

そのままビジャレアルがマジョルカを押し込む流れが続いたものの、アブドン、シスコ・カンポスと次々とフレッシュな選手を投入、終盤は激しい雨が降り続く中、5分のロスタイムも3-1で逃げ切って試合終了、これで16位に浮上した。

久保に関しては、ゲームメイクを一手に引き受けていたセビージャ不在のせいもあったのだろうが、今までよりもボールを預けられる機会が多く、徐々に信頼を集めている様子だった。何より全特典に絡んだ上にゴールという結果が出たのでホッとした事だろう。これでセビージャが戻ってもボールが来るようになって欲しいね。

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