「大迫らしいアシストで勝利のチャンスも、味方GKの凡ミスで台無し」ドイツ・ブンデスリーガ第10節 ブレーメン-フライブルク

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リーグ戦4連続引き分け中と勝ちきれないブレーメンは、現在3位と絶好調のフライブルクとホームで対戦。今節から先発に復帰した大迫が1トップに入り、2列目にビッテンコートとラシカが並ぶ4-3-3というフォーメーション。フライブルクは4-4-2でスタート。

最初の2度ほどは、試合勘の不足からかボールを受けてもミスをしていた大迫だったが、前半10分には早速縦パスを受けて反転、相手のマークをスクリーンしながら左のラシツァへパス、ラシツァがカットインからファーサイドに決め、復帰して早速大迫のアシストで先制する。

20分にフライブルクはFKから同点ゴールに見えたが、競り合いでプッシングの反則を犯しノーゴールになったが、28分にバックパスからボールをキープしようとしたGKパブレンカがボールを取られて失点。ブレーメンはつまらないミスで同点にされる。

そこからはペースがフライブルクに移り、ブレーメンの組み立てにミスが多くなってセカンドボールを拾われ、なかなか大迫までボールが来ない展開が続く。が、何とか守り切って前半を折り返す。

後半はブレーメンが3バック気味に守りを変更、SBを高く上げてウイングと攻撃のコンビネーションを作ってサイドで優位な形に持ち込む。すると後半14分に、大迫が繋いで左へ展開、ラシツァのクロスにゲブレシラシエが飛び込みブレーメンがリードする。ここでフライブルクは3バックにシフト、サイドの厚みに対抗する。

そして26分に大迫が退くと、ブレーメンは完全に守り切ろうという体制に。しかしロスタイム3分に、ブレーメンはPA右隅の地点でファールをしてしまうと、FKをファーで折り返され、GKパブレンカが手に当てながらゴールイン。その直後にブレーメンは決定的なヘディングも、フライブルクGKフレッケンがファインセーブ、そして試合終了。

ブレーメンにしてみたら残念な結果になってしまったが、大迫が復帰した事でチームにキープ力が生まれ、トータルでの内容的には希望が持てる試合だった。ただGKはさすがに擁護出来ないので、冬に補強は必須だろう。シュミット・ダニエルでもいいんじゃないかな?

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