「前田と中島の日本人対決が実現、インパクトをもたらしたのはどっち?」

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ポルトは4-3-3で中島はベンチスタート。ホームのマリティモは4-1-4-1で、先発に入った前田大然がインサイドハーフで守ってカウンター狙い。

試合は圧倒的にポルトがボールを支配する中、マリティモは前半12分にCKからバンボックがこぼれ球を強烈なダイレクトボレーで叩き込み狙い通りに先制する。

その後もポストは前線の個人技とパスで崩しにかかるが、GKアベドサデのファインセーブもあって粘り強い対応で凌ぐ。前半25分ごろから前田は右のSHへポジションチェンジ。

前半の終わりはポルトに押されて前田もSBの位置まで下がるが、43分のFKからヘッドを打たれるがGK正面、何とか持ちこたえて前半終了。

後半も同じような試合展開が続くが、1トップに入ったネケカウルが疲れてボールをキープできず、なかなかカウンターを仕掛けられない苦しい展開。そんな中で前田は献身的な戻りで守備を助ける。

後半18分に中島が投入、4-4-2の左SHの位置に入るが、SBのアレックス・テレスがほぼ上がりっぱなしなのでインサイドハーフのような位置取りが多く、ボールを持ってもスペースが無いのでサイドチェンジぐらいしかできるプレイが無い。

しかし後半39分、CKからGKと競り合いになり、最後はボールがぺぺの後頭部にあたり、ゴールマウスで何とかクリアするがラインを割ったという判定でポルトが同点。その後もポルトはクロスから何度もゴール前に飛び込むがタイミングが合わず、6分のロスタイムもスコアが動かず1-1で試合終了。

中島はあまり効果的なプレイが出来なかったのに対し、前田はシュートこそ無かったものの最後まで運動量が落ちず、精力的に攻守に絡んでいてチームに不可欠な存在である事を証明していた。FWで使って欲しいけど、チーム事情的に仕方ないところかな。

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