「イラン、UAEが格下に敗戦、強豪中東勢受難の前半戦」カタールW杯アジア2次予選 各グループの状況

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さてカタールW杯アジア2次予選も折り返しの3試合が消化し、各グループの状況がだいたいハッキリしてきましたので、軽く振り返り。

グループA

シリアが3戦3勝と強し。中国はフィリピンとアウェイで引き分ける痛恨がありましたが、何とか勝ち点7で追撃、次節の直接対決でひっくり返したいところ。フィリピン、グアム、モルジブはちょっと厳しいですなあ。

グループB

オーストラリアが全勝、15得点1失点と万全。クウェートに3-0と中東アウェイに弱いというレッテルは過去のもの? 2位が勝ち点7でヨルダン、3位が勝ち点4でクウェート。こちらも次節が1・2位直接対決で注目されるところ。

グループC

はい、出ました死のグループ。大本命イランがバーレーンに負ける大波乱で何と3位に後退、1位と2位が勝ち点7でイラクとバーレーンが並ぶという凄い状況になっています。イランは下手に14-0でカンボジアに大勝してしまったのが仇になったか。本田は罪深いですな(笑)。次節はイラクとイランの直接対決、ここでイランが負けるといよいよヤバいですな。

グループD

意外な混戦になっているのがこのグループ。パレスチナがグループの2強と目されていたウズベキスタンに勝利し、サウジに引き分けるというアップセット2連発。もしやパレスチナ最強?と思いきやシンガポールに負けるという謎。極端な内弁慶なのかもしれない。今は勝ち点6でウズベキスタンが首位、2位が勝ち点5でサウジ、3位が勝ち点4のパレスチナですがまだまだ読めません。

グループE

大本命カタールがホームでインドに引き分ける大失態を演じましたが、2位オマーンとの直接対決には勝利し、1試合消化が多いとは言え勝ち点10で首位をしっかり固めています。オマーンと3位アフガニスタンは勝ち点3差、ほぼグループの行方は決まりつつあると言えるでしょう。

グループF

日本のグループFは、最大の難関であるタジキスタンとのアウェイ戦も3-0で快勝、1位はまず間違いないところ。さらに次節キルギスとのアウェイ戦で日本が勝利すれば勝ち抜けが決まる可能性すらあります。2位3位はタジキスタンとキルギスが勝ち点で並び、2位争いが熱そうです。

グループG

西野監督率いるタイがUAEに勝利する大殊勲で首位! でも2位に同勝ち点でベトナム、UAEも勝ち点1差で付けている上に、両チームとのアウェイ戦を残しているので全く安心できません。どうやらUAEは、あのアフロのオマル・アブドゥルラフマンが怪我から調子が上がらず苦戦しているようで、しかも東南アジア地獄でいよいよピンチかも。

グループH

無観客、無放送で行われた北朝鮮対韓国はスコアレスドローに終わり、本当に試合をしたのかとも言われている異様な状況で、勝ち点7で並んで1位と2位になっている状態。レバノンが勝ち点6で3位に付けているので、上位3チームでの争いになるのは確実。来年6月4日の韓国ホームでの北朝鮮戦で決着が付くのでしょうか?

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