「リトルなでしこ、天敵北朝鮮をねじ伏せ3大会ぶりのアジア王者に輝く」AFC U-16女子アジア選手権 決勝 日本-北朝鮮

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関東・東北では大きな被害が出た模様で心配ですが、昨晩は関西では多少の大雨ぐらいで大きな影響は無く、録画してあったリトルなでしこのAFC U-16選手権の決勝を録画観戦。

日本が19得点無失点、北朝鮮が20得点無失点と、共に圧倒的な力で勝ち上がって来たチーム同士の決勝戦。日本は3-1-4-2のフォーメーションで、北朝鮮は4-4-2という形で臨んだ。

試合は日本がパスを繋ぎ、北朝鮮はDFラインの裏をめがけてロングボールで攻めるおなじみの展開で始まるが、前半8分に北朝鮮のゴールキックを日本がクリアミス、ラインの裏へこぼれたボールへ先に追いつかれ、丹野が後ろから手を引っ掛けてしまいPK、北朝鮮に先制点を与えてしまう。

その後もロングボールを中心に、早いタッチでDFライン裏を突いて来る北朝鮮の攻撃に対し、日本の対応が後手に回る事が多く、非常にバタバタとした対応を強いられる時間帯が続く。が、前半19分にようやく日本はダイレクトパス2本でゴール前に抜け出し、天野が冷静に流し込んで同点に追いつく。

さらに前半24分、日本は左サイドのCKからニアで当たったボールが後ろへこぼれ、それをCBの林愛花がダイレクトでゴール右に叩き込むスーペルゴラッソを決め、日本が2-1と逆転する。

北朝鮮は前半30分に、日本のアンカーがDFラインに引っ張られたスペースを使われ、またラインの裏を取られてシュートもボールはゴールポストに当たって跳ね返り、何とか命拾いをする。

後半も北朝鮮のペースは続くものの、日本はやっとこさロングボールに対するDFラインの位置取りが修正され、決定機自体はそれほど作られず膠着状態が続く。20分にループシュートを打たれるが、GK野田が背面キャッチで難を逃れると、35分にもCKからミョンにヘディングを食らうが、これも野田がキャッチ。

ロスタイムにPAすぐ外でFKを与えたが、思いっきり打ったキックはバーの上。日本はCKからキープなどで時間を作り試合終了。前回大会ではベスト8に終わってしまった日本だったが見事リベンジを果たし、3大会ぶり4回目の優勝を飾った。

個々人のスピードやパワーは北朝鮮が上回っており、日本は終始押されながらも数少ないチャンスを確かな技術でモノにして勝利した内容だった。

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