「鈴木優磨はベルギー初先発で初ゴール、2点に絡む大活躍」ベルギー・プロリーグ第8節 シャルルロワ-シント・トロイデン

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シャルルロワは森岡、シント・トロイデンは鈴木優磨が初先発、GKにシュミット・ダニエルがスタメンに並んだ日本人対決。シント・トロイデンは3-4-1-2のフォーメーションで鈴木とボリの2トップ、トップ下にデブラインが入り、シャルルロワは4-2-3-1で森岡がトップ下に入る形。

試合はホームのシャルルロワが押し気味で、森岡の精度の高いCKからニコルソンがフリーでヘッドという惜しいチャンスを作る。が、シント・トロイデンも鈴木とボリが交互にスペースへと動いて味方のパスを引き出し、何度かカウンターで良い形を作る。

前半25分ごろは森岡のチャンスメイクを中心にシャルルロワが多くのチャンスを作るが、30分にデブラインのラストパスからボリが抜け出しゴールをするが惜しくもオフサイドという場面を作ると、34分にデブラインのミドルパスから鈴木がDFが裏へ飛び出し、ボールは足元に入り過ぎて相手GKとDFともつれながら押し込み、シント・トロイデンが先制する。

後半もやはりシャルルロワの猛攻で始まり、後半15分にはブルーノの突破からシュートはシュミット・ダニエルの股間を抜けるのだが、CBガルシアが掻き出し何とか守り切る。その直後に森岡のFKからヘッドはクロスバー。

すると後半20分、左からのクロスに鈴木がヘッド、シャルルロワDFデソレイユの手に当たった場面が一度は流されたが、VARによってPKと判定。ボタカがGKの逆を突くキックでシント・トロイデンが2点目。

シャルルロワは後半35分にスルーパスからシュミット・ダニエルの股間を抜くゴールを決めるがこれもオフサイド。鈴木優磨は後半41分で交代、後半ロスタイムに中盤でボールを奪ったシント・トロイデンが、アコラツェのラストパスからボリが決めて3-0、これで試合終了。

シント・トロイデンは3-0と快勝したが、シャルルロワはこれだけチャンスを作って何で得点が入らないのか不思議な内容で、特に森岡の視野とキック精度は凄まじく、これならアジア二次予選に呼んでもいいんじゃないかと思った。シュミット・ダニエルは飛び出しは良いけど、無失点とは言え股間を2度抜かれたのはちょっと気をつけないとね(笑)。

鈴木は序盤こそ無駄走りの場面は多かったものの、ゴール後は一気に信頼を獲得してボールが集まるようになり、間違いなくこれで先発の座をしっかり確保出来たように思う。あとはボリとのコンビネーションが出来て来れば、どちらも素早い動き出しに特徴がある選手だけに、攻撃の破壊力がアップするはずだ。これからが楽しみである。

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