「へっぴり腰の日本、失点してからちょっとだけ火がついてPK戦勝ち抜け」トゥーロン国際大会 準決勝 日本-メキシコ

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トゥーロン国際大会の準決勝、日本の相手はグループCを2位で通過したメキシコ。日本はGKがオビ、DF椎橋、岡崎、大南、MFが相馬、高、田中碧、川井、シャドーが神谷と岩崎、1トップが旗手の3-4-2-1、対するメキシコは4-1-4-1のフォーメーション。

試合の序盤はメキシコが高い位置からプレスを仕掛け、日本は深いピッチでビルドアップがギクシャクして危ないシーンは作ったが、日本は相手のアンカーの両脇のスペースに岩崎と神谷が下がって基点になる組み立てで、徐々にポゼッションで優位に立てるようになる。

しかしここまで中2日で連戦が続いているメキシコの戻りも早く、日本は押しながらもシュートを打つ場面を作れない。するとメキシコもシャドーの楔に対応、マンマークで日本のバスワークを封じ込めると、ボールを奪ってからのロングボールを有効に使いつつ日本を押し込み始める。

前半は両チームとも合計でシュート5本で枠内1本とほとんどチャンスを作れないまま後半に突入、いきなり5分に右サイドを崩され、アーリークロスをゴディネスをニアで合わされメキシコが先制する。

その後は日本もサイドを使って攻撃を仕掛けるのだが、DFラインが高く上がらないのでセカンドボールを拾いきれず、連続攻撃を仕掛けられず煮え切らない展開が続く。

ようやく後半26分、日本は初めてといって良いぐらいに中央へ縦パスを通し、岩崎の落としから田中碧がシュート、これはクロスバーに当たったが跳ね返りを相馬がダイレクトで決めて同点に追いつく。

しかし日本はそこからペースを上げられず、後半41分に右サイドから一瞬の隙にクロスを打たれると、大南のマークが間に合わずヘディングを決められてしまう。だが日本も44分に一発のロングパスから小川が抜け出し、GKを見て冷静にシュートを決めまたも同点。

ロスタイムには、メキシコのFKからオビが飛び出してゴールががら空きになった隙にシュートを打たれるが、田中碧が何とかライン際でクリアして90分が終了、試合はそのままPK戦へともつれ込む。そしてPK戦は、メキシコの4人目がポストに当ててしまったのに対し、日本は5人全員が右に蹴って成功、トゥーロン国際大会初めての決勝進出を果たした。

試合の流れとしては完全に負け試合で、メキシコのほうが相手の力を把握し、チーム全体で戦い方をアジャストする能力ははるかに上だった。日本は自分たちのプランが上手く行かなくなると修正出来ず、全体がリスクオフでズルズルと下がってみすみすペースを譲り渡し、あっさりクロスから2失点と経験不足を露呈してしまった。

逆に日本が2度決めた得点はどちらも強引な攻めからで、いくら安全なパス攻撃で崩そうとしてもこのレベルでは通用しない、どこかでリスクをかけて仕掛けることが必要だという事を学べたのではないだろうか。

次節はここまで15得点無失点で勝ち抜いて来た最強ブラジル。相当ボコボコにされてしまうだろうが、粘り強く守って少ないチャンスをものに出来るか。キーマンは復調しつつある小川。彼がどこまで前線で基点になって全体を押し上げられる時間を作れるかがポイントになるだろう。

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2019/06/13 | 五輪代表

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