久保建英は小野というよりも中田の再来かもしれない

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昨日は図らずも仕事が遅くなってしまったので、試合を何かまるまる見るのは諦めて、先日行われたエルサルバドル戦で途中出場した久保建英のプレイを見直していた。

その天才的なプレイから小野と比べられることが多い久保だが、実際のプレイを見てみるとフィリピン戦で大怪我をする前の小野がやっていたような、誰もが予測しないゴール前でのシザースや、どこ見てるのかというようなワンタッチでのピンポイントパスのような型破りのプレイではなく、あくまで合理的で計算されたものがほとんどだと思いました。

フトチャンで中田のデビューと比べたコラムがありましたが、久保も中田と同じように常に首を振って周りの状況を把握、体幹の強さとボディバランスでボールをどこにでも蹴られる位置に置くドリブルやトラップは、中田と小野のハイブリッドという感じでしょうか。

後半34分に惜しいチャンスがあった時も、他の選手は悔しがってプレイを止めていたのに、久保はすぐに小林のリスタートを誘い出してクロスに繋げていました。ピッチ上では常に試合の状況を把握するアンテナの高い感度を感じさせるところも中田と似ています。

そして右サイドで2度ほど見せた、ワンタッチのトラップでボールを浮かし、自分自身はマークを振り切って裏でボールを受けようとしたプレイ。浮かしたボールを受けた選手がその発想に気づいてなかったのが残念ですが、常に2手先、3手先をイメージしたプレイが出来ている証拠でもあります。これも中田ほどの強いメッセージ性は無いですが、意識としては同じベクトルだと言えるでしょう。

中田の場合は、試合のビジョンは優れていましたが足が遅く、純粋な足元のテクニックは凡庸だったのでマークを受けるとあまり仕事が出来ず、現代サッカーのトップ下としては厳しい選手になってしまいましたが、久保はこれからシュート力やクロスの精度を上げていけば十分ビッグクラブの攻撃陣を張れるポテンシャルはあると思います。

たった25分間でもこれだけの楽しみを作ってくれた久保。コパ・アメリカではまだJリーグでは見たことがないいろんな引き出しを披露してくれるはずで、楽しみが尽きませんな!

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2019/06/12 | 日本代表

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