2018-2019シーズン海外組通信簿(ロシア・オーストリア・オランダ編)

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昨日はジロ・デ・イタリアの第20ステージを優先していたので、サッカーは観戦せず。チャンピオンズリーグ決勝は夜の楽しみとして、海外組通信簿を続行します。あと2回!

ロシア・プレミアリーグ

西村拓真(CSKAモスクワ) 6

昨年の夏にベガルタ仙台から、かつて本田圭佑が所属していたCSKAモスクワに電撃移籍、果たして出番はあるのかと危惧したが、徐々に出場試合数を増やして行って、3/9のルビン・カザン戦で待望のロシア初ゴール、CLでサンチャゴ・ベルナベウのピンチにも立ち、結局リーグ戦では12戦して2得点と、1年目としてはまずまず合格点だったと言えるだろう。

オーストリア・ブンデスリーガ

南野拓実(ザルツブルク) 6.5

ザルツブルクは完全ターンオーバー制で、試合に出たり出なかったりする中、ヨーロッパリーグの4ゴールを含む公式戦14ゴール7アシストは立派な数字。ザルツブルクでも4シーズン目になって、そろそろステップアップの時期が近づいている。最近は代表戦であまり良いプレイが出来ていないが、移籍で心機一転と行きたいところだ。

オランダ・エールディビジ

小林祐希(ヘーレンフェーン) 5.5

シーズン前半は主力としてスタメン出場していたが、シーズン後半からはサブに回る事も多くなり、チームはヨーロッパリーグに届かず今期終了。小林もヘーレンフェーンとの契約を満了、新しいチームを探す事になった。代表でも鈍足が災いしてあまり良いプレイは出せず、難しい状況が続く。

中山雄太(ズウォレ) 6

彼も冬の移籍で柏レイソルからオランダリーグのズヴォレに完全移籍、9試合目にして初出場を飾ると、シーズンラスト2試合で先発、チームの1部残留に貢献、着実に信頼を勝ち取りつつある。チームではCBとして出場しているが、身長が181と低いので本人はボランチとして出場したいようだが、戦術理解度が問われるポジションなので、コミュニケーション能力の向上が課題になりそうだ。

堂安律(フローニンゲン) 6

シーズン序盤はキレキレのプレイを見せたが、相手も堂安を研究してマークが厳しくなり、アジアカップ後は調子を崩して精彩を欠いたプレイが続き、最後に復調はしたものの、5ゴール3アシストで今期を終了。ルーキーイヤーだった昨期は9ゴール4アシストを決めていた事を考えると、寂しい結果に終わってしまった。来期はステップアップが期待されるが、果たしてどこに決まるのだろうか。

板倉滉(フローニンゲン) -

誰もが驚いたマンチェスター・シティへの移籍を決めると、当然ながらすぐさまフローニンゲンにレンタル移籍、しかし残念ながらベンチに入った事はあっても出場は無しで、欧州初シーズンは何の結果も生み出せなかった。代表に選出されたコパ・アメリカで良いきっかけがつかめるといいのだが。

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